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ドイツは支出・投資増額を、オバマ大統領側近求める
2015年02月14日(土)02時37分
2月13日、オバマ米大統領の側近は、ドイツに支出や投資を増やすよう求めた。写真はオバマ大統領とメルケル首相。ワシントンで9日撮影(2015年 ロイター/Gary Cameron)
[ロンドン 13日 ロイター] - 最新の欧州経済指標を受け、オバマ米大統領の側近は13日、ドイツに国内外で支出や投資を増やすよう求めた。
また、ギリシャのユーロ圏残留に向けた一段の妥協を欧州各国に促した。
国家安全保障担当の大統領次席補佐官、キャロライン・アトキンソン氏は公開討論で、ギリシャ新政権が一層の改革に向け、信頼できる案を示すことが重要と指摘した。
そのうえで「ギリシャは、所得や実質賃金、生産が非常に急激な形で減少し、失業も大きく増えた事実を、債権者が考慮することも重要」と述べた。
同氏は、欧州の景気回復が鈍く、記録的水準にある失業を改善できず、国によって経済状況に差があるとの認識を示した。
緊縮財政策をめぐる議論で同氏は、各国政府が中銀の需要拡大策を下支えするため、一段の取り組みが必要と訴えた。
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