最新記事
キューバ

【独占】トランプ「次はキューバ」に警戒、キューバ大統領「軍事攻撃なら徹底抗戦」

Exclusive: Cuban President Miguel Díaz-Canel’s Full Interview With Newsweek

2026年4月8日(水)17時15分
トム・オコナー(外交担当副編集長)

──米国の措置は具体的にどのような影響を与えているのか。

ディアスカネル この措置は国連から非難されており、制裁の影響でメキシコなどによるハバナへの石油輸送は事実上停止した。

キューバはこれまでベネズエラから石油輸入の大半を賄ってきたが、米国の軍事作戦によりその供給源も失った。

──米国の対外軍事行動が続く中で、自身の安全について懸念はあるか。

ディアスカネル 個人の安全については懸念していない。国家と党、革命の指導部は集団的なものであり、意思決定も集団で行われる。こうした体制のもとでは、外部勢力が内部から体制を揺るがすことは極めて困難だ。


──トランプ政権の姿勢をどう評価するか。

ディアスカネル 「手に入れる」などの発言は完全に好戦的で攻撃的な姿勢であり、米国との協議でわれわれが提案してきた内容とは大きくかけ離れている。われわれは対立回避に向けた外交的解決を模索している。

──現在、交渉に進展はあるのか。

ディアスカネル 交渉は可能であり、合意に至ることも可能だと思う。しかし現状は難しい。

──米国側の姿勢は。

ディアスカネル 米側はキューバが取引を望んでいるとし、容易に成立すると主張している。一方で、制裁や圧力は継続している。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

国連特使がイラン到着、紛争の包括的解決探る

ビジネス

サウジの東西石油パイプラインが損傷、イラン攻撃で 

ワールド

独首相、トランプ氏と電話会談 米イラン停戦合意受け

ワールド

イラン、米との交渉に一層慎重 停戦後も不信感根強く
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライナ軍司令官 ロシア軍「⁠春の​攻勢」は継続
  • 3
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで代用した少女たちから10年、アジア初の普遍的支援へ
  • 4
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 5
    米軍が兵器を太平洋から中東に大移動、対中抑止に空白
  • 6
    【後編】BTS再始動、3年9カ月の沈黙を経て──変わる音…
  • 7
    キッチンスポンジ使用の思いがけない環境負荷...マイ…
  • 8
    「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「…
  • 9
    「王はいらない」800万人デモ トランプ政権への怒り…
  • 10
    5日間の寝たきりで髪が...ICUに入院した女性を襲っ…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始めた限界
  • 3
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐせ・ワースト1
  • 4
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 5
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 6
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 7
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 8
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 9
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 10
    米軍が兵器を太平洋から中東に大移動、対中抑止に空白
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 4
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中