【実話】立ちションでクビ、自己破産した50代男性...普通の人でもハマる人生の落とし穴
絵に描いたような悪循環、支払額は月20万円超に
リボ払いについて、男性は「これは便利だ」と思った。実際は、年15%程度の金利がかかっているのだが、あまり深く考えることはなかった。カードを使うとポイントが貯まるのもメリットに映った。
こうして男性は、買い物の多くをリボ払いで行うようになる。
その後、賃貸物件の更新となり、2か月分の更新料を払う必要が生じた。男性は、カードのキャッシング枠を利用した。ここでもリボ払いを選択した。(57ページより)
この時点でカードは利用限度額に達したため、男性は別のカードを作る。新たにキャッシングができるため生活が楽になったような気がしたが、そのカードも利用限度額まで使い込んでしまう。その後、3社目、4社目と新しいカードを作っては、すぐに限度額に達するという状況に陥る。
絵に描いたような悪循環だが、やがて毎月の支払額が20万円を超えたというのだから笑い話にもならない。しかもリボ払いなので、返済のほとんどは利子のみ。債務総額は一向に減らず、生活はどんどん窮地に追い込まれていったようだ。
その結果、毎月の返済も滞るようになり、カード会社から多額の遅延損害金と一括返済を請求されることになった。かくして彼は、リボ払いで破産することになったのだ。
私も20代の頃にはリボ払いを利用していたが、当時はこの男性ほどではないにしろ、「リボって楽だなー」と楽観的だった気がする。
たった1回のリボ払いから、このような悪循環が起こりうるのだ。なんとも恐ろしい話だし、驚かざるを得ない。

『人はこんなことで破産してしまうのか!――推し活、ペット、不倫、介護、投資......普通の人でもハマる落とし穴』
永峰英太郎・著
速水陶冶・監修
三笠書房
(※リンクをクリックするとアマゾンに飛びます)
■関連記事
【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を変えた校長は「教員免許なし」県庁職員
ながら運転で前科、信号無視で6000円、「逆走」は?...どんどん厳しくなる自転車の交通違反
9割が生活保護...日雇い労働者の街ではなくなった山谷の「現在を切り取る」意味
[筆者]
印南敦史
1962年生まれ。東京都出身。作家、書評家。広告代理店勤務時代にライターとして活動開始。他に、ライフハッカー[日本版]、東洋経済オンライン、サライ.jpなどで連載を持つほか、「ダ・ヴィンチ」などにも寄稿。『遅読家のための読書術』(ダイヤモンド社)、『人と会っても疲れない コミュ障のための聴き方・話し方』(日本実業出版社)、『この世界の中心は、中央線なのかもしれない。』( 辰巳出版)など著作多数。2020年6月、日本一ネットにより「書評執筆本数日本一」に認定された。
アマゾンに飛びます
2026年4月7号(3月31日発売)は「日本企業に迫る サステナビリティ新基準」特集。国際基準の情報開示や多様な認証制度――本当の「持続可能性」が問われる時代へ
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
-
生成AI商材/大手外資系「インサイドセールス「SV候補」」/その他コンサルティング系
ブリッジインターナショナル株式会社
- 東京都
- 年収340万円~450万円
- 正社員
-
人事マネージャー候補/外資系大手オンラインメディア企業
株式会社クリーク・アンド・リバー社
- 東京都
- 年収750万円~950万円
- 正社員
-
営業・営業企画系/DDGC/グローバルアカウントプランナー/外資ラグジュアリーブランド担当/オンオフ統合領域
株式会社電通デジタル
- 東京都
- 年収400万円~1,000万円
- 正社員
-
営業・営業企画系/DDGC/グローバルアカウントプランナー/外資ラグジュアリーブランド担当/オンオフ統合領域
株式会社電通デジタル
- 東京都
- 年収400万円~1,000万円
- 正社員





