最新記事

「奇妙すぎる」「何のため?」ミステリーサークルにしか見えない住宅街を「飛行機の窓」から撮影した写真が話題に

Plane Passenger's Aerial View of 'Odd' Housing Development Goes Viral

2025年5月13日(火)16時26分
メリッサ・フルール・アフシャー

フロリダを拠点とする不動産業者で、「レクサワイズ不動産試験対策」のCEOでもあるアレクセイ・モルガド氏は、本誌の取材に対し、このユニークな住宅地について次のように語った。

「ロトンダ・ウエストの見事な形状は、1960年代後半にカヴァナ・コミュニティーズ・コーポレーションのCEOだったジョー・クラインの発案によるもの。開発は1970年に始まり、最初の住民の入居は1971年には始まっていた」

モルガド氏によれば、ロトンダ・ウエストの設計は中央のハブを中心に、ピザのスライスのような8つのセグメントで構成されているという。

「この形は非常に目を引くが、思っているほど唯一無二というわけでもない。実際には放射状に設計された都市構造から着想を得ており、わかりやすい例で言えばパリ、もう少し馴染みが薄い例だとワシントンD.C.などがある」とも語った。

「クラインは、機能性を損なうことなく美しいデザインを実現しようと考えていた。円形の設計はまさにそれを可能にしている。交通の流れが非常に効率的で、医療施設や公共安全施設へのアクセスもスムーズだし、地域計画もしやすい」

さらに、地域内にある運河や緑地によってその美しさが際立っているとも述べ、「このデザインには、フロリダ南部にあった第二次世界大戦時の飛行場の設計にも影響を与えている」と付け加えた。

この町の風変わりなレイアウトは偶然の産物ではないかもしれないが、ネット上ではその斬新さに驚く声やユーモアを交えたコメントが数多く寄せられている。

「この写真でさらに奇妙なのは、右側に写っている別の住宅地だよ。『Meadows and Villas』という名前で70年代に開発されたんだけど、家が一軒も建っていない。ただただ何もない道路だけが広がっている」と、別のあるユーザーはコメント。

投稿されてまもなく、多くの視聴者がこの写真がロトンダ・ウエストであることをすぐに特定し、「だからRedditって最高なんだよな」「15分以内に誰かが答えを出してくれるんだ」というコメントや、「昔あのコミュニティに住んでたことがあるよ」といった投稿も集まった。

本誌はさらなる情報を得るため、Reddit上で投稿者のu/cgatlantaにコンタクトを取っている。

ニューズウィーク日本版 BTS再始動
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年4月7号(3月31日発売)は「日本企業に迫る サステナビリティ新基準」特集。国際基準の情報開示や多様な認証制度――本当の「持続可能性」が問われる時代へ

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ホルムズ開放巡り約40カ国がオンライン会合、英国主

ワールド

トランプ政権、鉄鋼・アルミ関税簡素化へ 2日にも発

ワールド

ロシアの石油輸出能力2割減、ウクライナ攻撃で減産見

ワールド

ロシア・イラン外相が電話会談、ホルムズ海峡の安全巡
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イラン恐怖」の正体
  • 2
    破産申請の理由の4割以上が「関税コスト」...トランプ関税が米国民に与える「破産」の苦しみ
  • 3
    年金は何歳からもらうのが得? 男女で違う「最適な受給年齢」
  • 4
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 5
    人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に…
  • 6
    日本の男女の賃金格差は世界でも突出して大きい
  • 7
    先進国が出生数の減少を嘆く必要はない? 「経済的…
  • 8
    血圧やコレステロール値より重要?死亡リスクを予測…
  • 9
    「一般市民に敵意なし」...イラン大統領が米国民宛て…
  • 10
    自国の国旗損壊を罪に問うことの深刻さを考える
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 3
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 4
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 5
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 6
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 7
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 8
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 9
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 10
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のS…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中