最新記事
ウクライナ戦争

オレンジの閃光が夜空一面を照らす瞬間...ロシア西部の燃料施設で「大爆発」 ウクライナが「大規模ドローン攻撃」展開

'Massive' Ukraine Drone Attack Hits Russian Fuel Depot

2024年12月24日(火)21時25分
エリー・クック

ウクライナ軍は今月14日、スタルノイ・コンの石油ターミナルを攻撃し、「強力な火災」を引き起こしたと発表している。同施設はロシア軍に石油製品を供給していると、ウクライナ軍参謀本部は述べた。ウクライナは11月中旬にもこの場所を攻撃したとみられている。

ウクライナはロシアの石油施設やエネルギー施設を執拗に狙い続けているが、ロシアのほうもウクライナのエネルギーインフラを広範にわたって攻撃し、しばしば被害をもたらしている。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は21日夕方の演説で、「(ウクライナは)今後も間違いなく、ドローンやミサイル(自国製も次第に増えてきている)を使用し、ロシアの軍事目標、特に軍事基地や軍のインフラを攻撃し続ける」と宣言した。

同21日には、ウクライナ国境から1000キロ近く離れた、ロシア中部タタールスタン共和国がドローン攻撃の標的となった。現地当局によれば、首都カザンで複数の住宅が被害を受けた。

また、19日にはロストフ州ノボシャフチンスクの石油精製所がウクライナに攻撃されたと、同州の知事が発表した。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

午後3時のドルは145円前半に小幅高、中東緊張緩和

ワールド

米連邦職員の団体交渉権剥奪を阻止、地裁が大統領令の

ビジネス

フジ・メディアHD、株主総会で取締役選任の会社提案

ビジネス

焦点:超長期国債「消却案」、年末にかけ再浮上も 歳
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本のCEO
特集:世界が尊敬する日本のCEO
2025年7月 1日号(6/24発売)

不屈のIT投資家、観光ニッポンの牽引役、アパレルの覇者......その哲学と発想と行動力で輝く日本の経営者たち

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々と撤退へ
  • 3
    定年後に「やらなくていいこと」5選──お金・人間関係・仕事で後悔しないために
  • 4
    飛行機内で「最悪の行為」をしている女性客...「あり…
  • 5
    都議選千代田区選挙区を制した「ユーチューバー」佐…
  • 6
    細道しか歩かない...10歳ダックスの「こだわり散歩」…
  • 7
    「子どもが花嫁にされそうに...」ディズニーランド・…
  • 8
    人口世界一のインドに迫る少子高齢化の波、学校閉鎖…
  • 9
    「温暖化だけじゃない」 スイス・ブラッテン村を破壊し…
  • 10
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 1
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 2
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の「緊迫映像」
  • 3
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 4
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 5
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 6
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越し…
  • 7
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 8
    飛行機内で「最悪の行為」をしている女性客...「あり…
  • 9
    「アメリカにディズニー旅行」は夢のまた夢?...ディ…
  • 10
    ホルムズ海峡の封鎖は「自殺行為」?...イラン・イス…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊の瞬間を捉えた「恐怖の映像」に広がる波紋
  • 3
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 4
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 5
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 6
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 7
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝…
  • 8
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 9
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 10
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中