英国のヘンリー王子(40)は22日、ルパート・マードック氏が率いる英新聞グループを相手にした訴訟で、新聞グループ側が大衆紙「ザ・サン」での違法行為を初めて認めたと明らかにした。多額の賠償金を支払う内容で和解したとし、「画期的な」勝利だと表明した。

ヘンリー王子側は、新聞グループ側がヘンリー王子の個人情報を違法に入手していたとして問題視。「ザ・サン」と「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」(廃刊)を発行していたニューズ・グループ・ニューズペーパーズ(NGN)を相手に、ロンドンの高等法院に提訴していた

 

新聞グループ側は今回の和解に際し、故ダイアナ妃の私生活への干渉があったことも認めた。関係筋によると、新聞グループ側が支払う賠償金は8桁にのぼるという。

裁判は今月21日に始まる予定だった。和解に際して、発行元は長年にわたって否定してきた「ザ・サン」で不正行為があったことも認めた。

和解が成立したことを受け、ヘンリー王子側の弁護士は、「(新聞グループ側が)1996年から2011年にザ・サン紙が王子の私生活に深刻な干渉をはかり、私立探偵による違法行為もあったことについて、全面的に謝罪する」との声明を読み上げた。「王子だけでなく、亡き母であるダイアナ妃の私生活に対する広範囲にわたる報道と深刻な干渉が、特に若い頃の王子に影響を与えたことについても(新聞グループ側が)王子に謝罪する」とも述べた。



[ロイター]
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