最新記事

セレブ

テイラー・スウィフトの代表曲にちなんだ、元カレを嫉妬させるための「失恋バー」が話題に

2023年01月25日(水)10時00分
千歳香奈子
テイラー・スウィフト

アメリカン・ミュージック・アワード2022でアーティスト・オブ・ザ・イヤーに輝いたテイラー・スウィフト(2022年11月20日、ロサンゼルス) Aude Guerrucci-REUTERS

<大ヒット曲『Bad Blood』にインスパイアされた「ハートブレイク・バー」がシカゴに期間限定でオープン! 話題沸騰も本人の許可は得られていない?>

昨年10月に発売された最新アルバム『Midnights』の収録曲が全米シングル・チャートで1位から10位を独占する前人未到の快挙を成し遂げたテイラー・スウィフトは、自身の恋愛体験を歌詞に強く反映させることで有名。

日本ではフジテレビ系『テラスハウス』の主題歌に起用されて話題になった『We Are Never Ever Getting Back Together~私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない』など元カレについて歌った失恋ソングも多くリリースしており、ファンから絶大な支持を得ている。

バレンタインを前にそんなテイラーの歌の世界感に浸り、失恋で傷ついた心を癒せる「ハートブレイク・バー(失恋バー)」が来月、米イリノイ州シカゴに期間限定でオープンすることが分かり、話題になっている。

恋人がいても入場可

2014年にリリースしたアルバム『1989』に収録され、翌年ケンドリック・ラマーを迎えて新たなバージョンとしてシングル化されたテイラーの代表曲『Bad Blood』にインスパイアされた「失恋バー」は、アンチバレンタイン・シーズンとされる2月3日から26日までウエストループ地区にあるバー「エレクトリック・ガーデン」にお目見えする。

【写真】テイラーの代表曲にインスパイアされた「失恋バー」

90分の時間制で、特別なウエルカムカクテルを含む入場料は22ドル。21歳以上なら恋人のいるなしに関わらず誰でも入場が可能で、お気に入りの失恋ソングを歌えるカラオケやSNSで元カレを嫉妬させるための楽しい写真撮影にタロットカード占い、ルーレットを回してカクテルを決めるゲームなどが用意されているという。

テイラー本人が来店することはない?

主催者するイベント会社Bucket Listersは、「あなたの恋人、決して自分のものにならなかった人、絶対に復縁しない人、まだあなたのスカーフを持っている人について歌いたいと思っているなら、ここは最適な場所です」と企画について説明している。テイラーにちなんだドリンクを飲みながら、過去の失恋から立ち直るべく、アンチバレンタインで盛り上がりたい人たちで賑わうことになりそうだ。

ただし、主催者によるとこのイベントはテイラー側から正式な許可は得ておらず、非公認であるため、本人が来店することはないとしている。

テイラーは現在、ジョー・アルウィンと歴代最長となる6年超えの交際を続けており、新曲にジョーとの実体験を反映していることも明かしている。昨夏には婚約報道が出るなど、結婚秒読みとのうわさも絶えない。今年のバレンタインデーは失恋ソングを歌う必要はなさそうだ。

[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

NY外為市場=ドル小幅高、米雇用統計待ち

ビジネス

段階的な利下げが正当、経済が予想通り推移なら=NY

ワールド

米司法省、クックFRB理事の捜査開始 住宅ローン不

ワールド

ウクライナ安全保証、26カ国が部隊派遣確約 米国の
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 2

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 3

    「恋人に会いたい」歌姫テイラー・スウィフト...不必…

  • 4

    2100年に人間の姿はこうなる? 3Dイメージが公開

  • 5

    アン王女と「瓜二つ」レディ・ルイーズ・ウィンザーっ…

  • 1

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 2

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 3

    なぜ女性の「ボディヘア」はいまだタブーなのか?...…

  • 4

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 5

    女性の胎内で育てる必要はなくなる? ロボットが胚…

  • 1

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 2

    女性の胎内で育てる必要はなくなる? ロボットが胚…

  • 3

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 4

    なぜ女性の「ボディヘア」はいまだタブーなのか?...…

  • 5

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:豪ワーホリ残酷物語

特集:豪ワーホリ残酷物語

2025年9月 9日号(9/ 2発売)

円安の日本から「出稼ぎ」に行く時代──オーストラリアで搾取される若者たちの実態は