警官として助けた女の子を家族として愛するまで
I Adopted the Girl I Saved

ケイラはしばらくすると私のことを「パパ!」と呼ぶようになった BRIAN K. ZACH
<2歳のケイラは虐待を受け、愛を必要としていた。それから2年半後、彼女は私の養子になった>
警察官という職業柄、ひどい目に遭った子供をたくさん見てきた。アリゾナ州北西部の町キングマンで妻と暮らして12年になるが、彼女にはそうした子供たちを助けたい、引き取りたいと何度となくこぼしてきた。
ケイラに出会ったのは2018年の3月24日の夜。2歳の女の子で、やはり虐待を受け、愛を必要としていた。けれどもケイラは生きる力に満ちており、一見しただけでは過酷な経験をしてきたとは分からないような子だった。
その夜、ケイラを警察署に連れて行き、州の児童保護局(DCS)から連絡が来るまで一緒に過ごした。お菓子を食べたり、絵を描いたり、iPadでディズニー映画の『シュガー・ラッシュ』を見たりした。5時間ほどしてDCSの職員が到着し、彼女は保護され、健康診断のため病院に連れて行かれた。
勤務を終えて家に帰り、妻に今日会ったかわいらしい女の子のことを話し、しばらく眠った。起きてからDCSに連絡してケイラの様子を尋ねたところ、病院に1人でいるという。気掛かりだったので、面会の許可を願い出た。
次にDCSの職員に言われたことが、私の人生を変えた。「数週間ほど、ケイラを一時的に預かってもらえないか」。引き受け先がなくて困っているという。すぐにも承諾したかったが、まず家族に相談した。私には前妻との間に子供が2人いる。長女のレイナは17歳、長男トレビンは15歳だった。
2人にケイラの写真を見せて尋ねた。この小さな女の子をうちに引き取りたい。愛を必要としている子なんだ、協力してくれないか──2人は大喜びだった。
安全で愛される場所を
わが家にやって来た日、ケイラはあまりしゃべらなかった。口にする言葉は「ノー」「ミルク」「チョコ」くらいのものだった。
でも2日目には、妻を「ママ」と呼ぶようになった。年長の子供たちは妻を「シエラ」と名前で呼ぶので、妻はケイラの呼び方にちょっと戸惑っていた。私のことは「おじさん」と呼んでいたが、保育園に通い始めて友人たちの父親を見てからは「私のパパ!」と言うようになった。
最初の数カ月、ケイラは悪夢にうなされた。そのたびにそばにいて、何時間かあやす必要があった。でもそれを除けばあまり問題もなく、2人の子供や2匹の犬とも仲良くなっていった。
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