最新記事

ミレニアルズ

進化する美容整形アプリ 中国の女性たちはスマホから「顔を変える」

2020年03月24日(火)16時40分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

世界最大の整形市場に

フロスト&サリバンのデータを基にしたSo Youngの予測によると、中国の整形市場は2023年に3,600億元規模に拡大する見通しだ。手術の実施件数でも、中国はいずれ米国を上回り、世界最大の整形市場を形成するとの見方も強まっている。

整形を繰り返してきた武さんは「10年前と比べて、整形に対する認識は大きく変わってきた。施術も簡単に受けることが可能になり、もはや整形を行わない人の方が珍しくなっている」と述べ、整形手術の普及を歓迎している。

スマホを片手に自分らしい美しさを追求し始めた中国人女性。男尊女卑の社会で重視される女性らしさを求めるのではなく、自分を磨く手段として、整形手術を前向きに捉えようとする息吹も感じられる。


20200331issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2020年3月31日号(3月24日発売)は「0歳からの教育 みんなで子育て」特集。赤ちゃんの心と体を育てる祖父母の育児参加/日韓中「孫育て」比較/おすすめの絵本とおもちゃ......。「『コロナ経済危機』に備えよ」など新型コロナウイルス関連記事も多数掲載。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

EUが2兆ユーロの次期7カ年予算案提示、防衛と競争

ビジネス

再送米経済活動は小幅拡大、物価は上昇 見通しやや悲

ワールド

イラク・クルド自治区の油田にドローン攻撃、施設損傷

ビジネス

再送-〔アングル〕円安への備え進むオプション市場、
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    「指を入れるのが好きじゃない」...フランス発ベスト…

  • 2

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 3

    なぜ女性の「ボディヘア」はいまだタブーなのか?...…

  • 4

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 5

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 3

    「指を入れるのが好きじゃない」...フランス発ベスト…

  • 4

    キャサリン妃の「目が泳ぐ」...ジル・バイデン大統領…

  • 5

    「ハイヒールを履いた独裁者」メーガン妃による新た…

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 3

    加工した自撮り写真のように整形したい......インス…

  • 4

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 5

    カーダシアンの顔になるため整形代60万ドル...後悔し…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:AIの6原則

特集:AIの6原則

2025年7月22日号(7/15発売)

加速度的に普及する人工知能に見えた「限界」。仕事・学習で最適化する6つのルールとは?