知られざるワインの新名所は? まだ世界が知らない穴場へ
Uncharted: Wine Regions
クロアチア:ダルマチア

クロアチア産ワインは、アメリカなどワイン生産の歴史が新しい国のものより伝統で優れ 、フランスなどの伝統生産国よりシンプルで、他の産地のものより簡単に入手できる。そして、とにかくおいしい!
中国:ゴビ砂漠
暑くて乾燥しているが、黄河の水の豊富な内モンゴルのゴビ砂漠は、意外にも素晴らしいワインの産地だ。メルロー、カベルネ・ソービニヨン、カベルネ・ゲル ニッシュなどがとてもいい。
ニュージーランド:ウェリントンとワイララパ

お隣のオーストラリアはすっかりワイン産地として有名だが、ニュージーランドも黙っていない。ウェリントンとワイララパ産 出のピノ・ノワールやソービニヨン・ブランのおかげで、実力を認められた。
南アフリカ:ステレンボッシュとパール

南アフリカのケープ・ワインランズ地方、特にステレンボッシュとパール周辺では、17世紀からワインが生産されている。シャルドネやソービニヨン・ブラン、リースリング、セミヨンが有名だ。
チュニジア:ケープ・ボン
紀元前9〜2世紀の古代 カルタゴ時代からワインを作っていたチュニジア。その伝統が2012年のセプチューン・ディドナのようなビンテージで復活。16年のモルナグAOCとドメーヌ・ネフェリ・ローズ・マニフィークなどもいい。

※7月2日号(6月25日発売)は「残念なリベラルの処方箋」特集。日本でもアメリカでも「リベラル」はなぜ存在感を失うのか? 政権担当能力を示しきれない野党が復活する方法は? リベラル衰退の元凶に迫る。
[2019年6月18日号掲載]
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