「狭き門を気に病む必要はない」――『クレイジー・リッチ!』主演女優がこじ開けたハリウッドの扉
Minority Report

ウー主演の『クレイジー・リッチ!』は日本でも大ヒット TIZIANO LUGLI, ©2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND SK GLOBAL ENTERTAINMENT
<大ヒット映画『クレイジー・リッチ!』で主演した女優コンスタンス・ウーがアジア系俳優のステレオタイプを壊す>
米テレビ界史上、アジア系アメリカ人でエミー賞ドラマ部門の主演女優賞にノミネートされたのはたった1人だ。もちろん、受賞したのもただ1人。それは2018年のことで、BBCアメリカのドラマ『キリング・イブ』主演のサンドラ・オーだ。
映画界でも、アカデミー賞受賞のアジア系俳優は1人だけ。82年の『ガンジー』で主演男優賞を手にしたインド系イギリス人のベン・キングズレーだ。女優では『ダーク・エンジェル』のマール・オベロンが主演女優賞にノミネートされたが、それも80年以上も前の話で、受賞は逃している。
近年でも、主流派作品で主役を張れるアジア系女優は冒頭のオーと、ドラマ『エレメンタリー ホームズ&ワトソンinNY』などで活躍するルーシー・リューくらい。そこに躍り出たのが、台湾系移民の両親を持ち、バージニア州で生まれ育ったコンスタンス・ウーだ。
スターダムを駆け上がったコンスタンス・ウー TIZIANO LUGLI, ©2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND SK GLOBAL ENTERTAINMENT
ABCのドラマ『フアン家のアメリカ開拓記』で威勢のいい台湾系移民の母親を演じたウーは最近、主演映画『クレイジー・リッチ!』の大ヒットで一気にブレイクしている。同作は93年の『ジョイ・ラック・クラブ』以来初となる、主要俳優が全てアジア系のハリウッド作品。しかも、ワシントン・ポスト紙が指摘したように「全編を通して武術もオタクも登場しない、アジア系についての映画」だ。
どんなアジア系アメリカ人にもしっくりくる映画作りのプレッシャーはすごかった。連続コメディー『オール・アメリカン・ガール』に主演したマーガレット・チョーには、その重荷がよく分かる。94年放映の同作は、アジア系一家が主人公のアメリカ初のテレビ番組だった。
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