『ナイト・エージェント』主演ガブリエル・バッソが語る、信念と責任の覚悟
Holding on to Relatability
──あなたは子役出身だ。主役として撮影現場を引っ張っていくお手本となったのは?
ドラマ『キャシーのbigC いま私にできること』で共演したローラ・リニーだ。『ヒルビリー・エレジー-郷愁の哀歌-』で、エイミー・アダムスやグレン・クローズを間近で見られたのもいい経験だった。撮影現場でクリント(・イーストウッド)ら監督の様子を目にしたのも、リーダーシップやアーティストとしての真摯な作品づくりという点で学びがあった。
── 活動休止期間を挟んで、大人の俳優として復帰した後に成功した秘訣は?
世間からは忘れ去られていたようなものだったが、それがよかった。大切なのは節度だ。この仕事をしていると、自分を見失って「商品」になってしまいがちだ。すると人間らしさが失われ、人々とつながり共感し合えなくなる。
人とつながり共感し合う力は成功をもたらすが、その力を奪うのもまた、成功だ。時には一歩後ろに下がって「自分自身でない何かになるのを受け入れてしまったら、今の勢いは失われる」と自分に言って聞かせる必要がある。





