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英語にもパーソナルトレーナーを──言語習得の専門家チームによる英語ジム

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2018年8月20日(月)11時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ 広告制作チーム

DragonImages-iStock.

<「短期集中&マンツーマン指導」を売りにしたスクールが増えているが、本物志向の受講生だけでなく、英語教授法や言語学を学んだ優秀な人たちも惹きつけるパーソナルジムがある。受講は2~3カ月待ち、採用は40人に1人というENGLISH COMPANYは、何が違うのか>

英語に自信がないのに、海外担当の部署に異動になった、外国人上司との打ち合わせで発言できず居心地が悪い......。そんなとき、どんな選択肢が頭に浮かぶだろう。

英会話スクールに通う、書店で教材を買い込む、ネットでスカイプ英会話──さまざまな方法が考えられるが、この数年、新たな「駆け込み寺」として急速に存在感を高めているのが、「短期集中&マンツーマン指導で劇的に英語力を高める」ことを売りにした英語教育市場だ。

2~4カ月程度の短期間に担当トレーナーの元で集中的に学ぶもので、TOEICのスコアが300点伸びた、外国人との会議で物おじせず発言できるようになったなど、目覚ましい成果も報告されている。

日々の継続的な学習に加えて、ある時期に集中的に英語を学ぶ時間を持つことが英語力強化に役立つことは、多くの研究でも確かめられている。

とはいえ、多忙な日常の合間を縫って英語の壁に挑み、短期間で結果を出すのは簡単ではない。付け焼刃でない本物の英語力を磨くためには、どの「駆け込み寺」を選ぶべきだろうか。選ぶ際のポイントとして、重要なのに見過ごされがちなのは、「トレーナーの質」だ。

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恵学社の取締役でENGLISH COMPANYの教務を統括する田畑翔子氏。アメリカ留学を経て、第二言語習得を研究してきた恵学社創業メンバーの1人。言語教育情報学修士、英語教授の国際資格TESOLを有する

成果を出す秘訣は「第二言語習得研究」に基づく効率的な学習

短期間での集中学習というと、やる気を極限まで高め、大量の教材にがむしゃらに取り組むイメージが浮かぶかもしれない。だが実際には、そうしたアプローチはかえって遠回りになりかねない。

「一定の学習量は必要だが、『努力と根性』だけでは通用しない。科学的根拠に基づいた正しい学習法で効率よく学ぶことが一番の近道だ」と語るのは、英語のパーソナルジム「StudyHacker ENGLISH COMPANY(以下、ENGLISH COMPANY)」を運営する恵学社の取締役、田畑翔子氏だ。

恵学社は2010年に京都で創業された教育ベンチャーで、「第二言語習得研究」と呼ばれる言語習得の知見をベースに、科学的根拠に基づいたマンツーマン指導を提供する大学受験予備校から事業を開始した。2015年に立ち上げたENGLISH COMPANYは、「短期集中マンツーマン指導」の先駆け的存在だ。

異業種からの参入が相次ぐこの分野では異色の存在ながら、画期的な実績が口コミで広がり、首都圏と関西に11カ所あるスタジオは今や2~3カ月待ち。同社のサイトには、TOEICで920点を取って転職に成功した、リスニング力が伸び、通訳なしで仕事が出来るようになった、といった体験談がずらりと並んでいる。

田畑氏によれば、こうした成果を出すための要は、前述の「第二言語習得研究」の知見に基づいた効率的な学習にある。

第二言語習得研究とは、人間が母語以外の言葉を身に付けるメカニズムやプロセスを科学的に解き明かす学問のことで、1960年代から欧米を中心に研究が進んでいる。ENGLISH COMPANYは大学教授の協力も得ながら、この理論をベースにした合理的な学習プログラムを構築し、「努力と根性」ではたどり着けない成果を上げている。

「英語が出来る」だけでは指導はできない

ただし、優れたカリキュラムがあれば自動的に英語力が伸びていくわけではない。もう1つ欠かせないのが、言語習得や言語処理のメカニズムを深く理解し、受講生に必要な訓練を厳選して提供できる「パーソナルトレーナー」の存在だ。

ENGLISH COMPANYでは、受講生1人ひとりに専任のパーソナルトレーナーが2人付き、3カ月間伴走する。スタジオでの対面トレーニングは週に2回、90分ずつ。それ以外の日もSNSやメールを使って学習状況を共有し、すき間時間に出来る課題を出したり、受講生から送られてくる録音データにコメントを返したりする。

現在100人ほどいるトレーナーは、国内外の大学・大学院で第二言語習得やTESOL(英語を母語としない人向けの英語教授法)を学んだり、学校などでの豊富な指導経験を持つ英語教育のプロフェッショナルばかり。多くの応募があるが、採用に至るのは40人に1人程度という狭き門だ。

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