最新記事

韓国経済

韓国貿易輸出、1月は前年比6.1%減 14カ月連続のマイナス

2020年2月2日(日)10時30分

2月1日、韓国産業通商資源省が発表した1月の貿易統計によると、輸出は前年同月比6.1%減で、14カ月連続で減少した。写真は韓国の半導体メーカーが製造した液晶ディスプレイ用の部品 Lee Jae-Won-REUTERS

韓国産業通商資源省が1日発表した1月の貿易統計によると、輸出は前年同月比6.1%減で、14カ月連続で減少した。5.2%減だった昨年12月よりも落ち込んだが、ロイターがまとめた予想中央値(7.8%減)ほどには減少しなかった。

半導体需要は上向いたものの、新型コロナウイルスの感染拡大でセンチメントが悪化したほか、今年1月は前年同月よりも営業日が少なかったことなどが響いた。

一方、1営業日当たりの輸出は前年同月比4.8%増と、14カ月ぶりに増加に転じた。旧正月休暇のタイミングの影響で、今年1月の営業日は21.5日と、前年同月より2.5日少ない。

韓国の輸出全体の5分の1を占める主力の半導体は前年同月比3.4%減。この14カ月で最も小幅な減少だった。

産業通商資源省は1月の数字について、ウイルスの影響はほとんど表れていないとしつつも、ウイルスの脅威が長引けば、2月以降の輸出に影響が出る可能性があるとの見方を示した。

ハナ・フィナンシャル・インベストメントのエコノミストは「輸出価格や半導体販売の向上を背景に、輸出に回復の勢いがみられる。しかし、ウイルスの感染拡大の程度や流行の継続期間にもよるが、中国への輸出には今後、ネガティブな影響が及ぶと思われる」などと語った。

中国への輸出は1月、前年同月比10.5%減少した。昨年12月は、14カ月ぶりの増加となっていた。

1月の韓国の輸入は前年同月比5.3%減。

貿易収支は6億2000万ドルの黒字と、7年ぶりの小幅な黒字となった。昨年12月は20億2000万ドルの黒字だった。

[ソウル 1日 ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます



20200204issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2020年2月4日号(1月28日発売)は「私たちが日本の●●を好きな理由【中国人編】」特集。声優/和菓子職人/民宿女将/インフルエンサー/茶道家......。日本のカルチャーに惚れ込んだ中国人たちの知られざる物語から、日本と中国を見つめ直す。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ氏が閣僚刷新検討 イラン戦争が打撃 選挙控

ワールド

商船三井のLPG船がホルムズ海峡を通過 日本関係2

ワールド

ドバイの米オラクル施設に迎撃破片が落下、負傷者なし

ワールド

トランプ政権による大学への人種データ開示命令を仮差
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始めた限界
  • 2
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐせ・ワースト1
  • 3
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引、インサイダー疑惑が市場に波紋
  • 4
    イラン戦争は「ハルマゲドンの前兆」か? トランプ…
  • 5
    【写真特集】天山山脈を生きるオオカミハンター
  • 6
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ…
  • 7
    血圧やコレステロール値より重要?死亡リスクを予測…
  • 8
    中国は「アカデミズムの支配」を狙っている? 学術誌…
  • 9
    「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「…
  • 10
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始めた限界
  • 3
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引、インサイダー疑惑が市場に波紋
  • 4
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が…
  • 5
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 6
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐ…
  • 7
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 8
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 9
    年金は何歳からもらうのが得? 男女で違う「最適な受…
  • 10
    中国がイラン戦争最大の被害者? 習近平の誤った経…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中