最新記事

サッカー[PR]

次世代「ハリルジャパン」を育てる、中学生サッカーキャンプの熱い2日間

PR

2015年12月25日(金)11時30分

kirin03.jpg

キャンプを担当したKIRINブランド戦略部の梁高徳主務(写真右)と、小笠原順子氏(写真左)

 サッカー日本代表をめぐる環境は、かつてと比べて大きく変化した。海外で活躍する選手も増え、国内開催の代表戦のチケットはプラチナ化している。しかし日本代表が盛り上がりを見せる一方で、ユース世代以降に注目が集まらないなど、いわば「日本代表だけが盛り上がっている」というジレンマも顕著になっている。

 KIRINブランド戦略部の梁高徳(リャン・コド)主務は、「SAMURAI BLUE」(日本代表)以外のサッカーにも注目が集まるよう、今後も様々な活動を工夫していきたいと語っている。「キリングループは、『サッカーを通じて人を応援する』というコンセプトを掲げ、日本代表だけでなくサッカーに関わるすべての人達をサポートしたいという思いを強く持っています」(梁氏)。サポーターからのアイデアを実現して日本サッカーの未来に向けて種を撒く、今回のキャンプのような活動を継続することは、「サッカーを通じて人を応援する」というキリングループのコンセプトを具体化できる取り組みだ。

kirin04.jpg

ハリルホジッチ監督の指導を受け、選手としても人間としても成長した子どもたち

 さらに梁氏はこうした活動こそがキリンが掲げるCSV(Creating Shared Value:社会との共有価値の創造)の取り組みだという。「社会への責任を果たすというCSRの考えを一歩進め、事業や活動を通じて社会課題に取り組むのがCSVです。キリンは飲みものを通じて人を応援する企業でありたいと思っています。『サッカーを通じて人を応援する』のは、キリンの理念そのもの。そんな想いを込めて、私たちは今後もサッカー応援の取り組みを進化させていきたいと考えています」(梁氏)。

 キリングループは今回のキャンプを通じて、企業とサポーターが一体となってサッカーを応援する新しいスタイルを提示している。その成果をふまえて、今後どのように「オフィシャルパートナー」としての活動を展開していくか検討中だ。

 世界レベルの選手を育ててきたハリルホジッチ監督から薫陶を受け、選手としても人間としても大きく成長した子どもたち――。この中からやがて日本代表として世界を舞台に活躍できる選手が登場することを期待したい。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国、ガリウムやゲルマニウムの対米輸出禁止措置を停

ワールド

米主要空港で数千便が遅延、欠航増加 政府閉鎖の影響

ビジネス

中国10月PPI下落縮小、CPI上昇に転換 デフレ

ワールド

南アG20サミット、「米政府関係者出席せず」 トラ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 2
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216cmの男性」、前の席の女性が取った「まさかの行動」に称賛の声
  • 3
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評家たちのレビューは「一方に傾いている」
  • 4
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 7
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 8
    レイ・ダリオが語る「米国経済の危険な構造」:生産…
  • 9
    「非人間的な人形」...数十回の整形手術を公表し、「…
  • 10
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 5
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 6
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 7
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 8
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 9
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 10
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中