プレスリリース

保育参観でタブレット端末を使ったICT教育を初披露 「手が汚れるICT」が保護者から高評価

2024年03月15日(金)15時00分
名古屋市内で保育所・認定こども園など6施設を運営する社会福祉法人みなみ福祉会(代表:理事長 近藤 敏矢、本社:名古屋市南区笠寺町字大門63)では、平子幼児園(名古屋市南区平子2-17-9)の保育参観でICT教育を披露し、保護者から高評価を得ました。小学校以降での急速なICT教育が進む中、当法人では幼児期からのICT教育に力を入れています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/388550/LL_img_388550_1.jpg
保育参観の様子1

【99.9%が1人1台端末の時代。ICT教材の問題点と懸念】
2019年から政府が進めるGIGAスクール構想では、2022年度末時点で全自治体のうち99.9%が義務教育段階で1人1台端末を整備しています。しかし、この急速なICT教育の進展に伴い、「回答を選ぶだけのICT教材では思考力が育たない」、「機械任せの学習では子どもが途中で投げ出してしまう」といった問題点も指摘され始めています。特に脳がまだ発達途中の小さな子どもに対するICT教育の影響は慎重に考えられるべきであり、その適切な使い方が模索されています。

文部科学省(2023)
「義務教育段階における1人1台端末の整備状況(令和4年度末時点)」
https://www.mext.go.jp/content/20230711-mxt_shuukyo01-000009827_01.pdf


【ICT教育を保育参観で初披露し、保育士と保護者双方でICTの使い方を確認】
そんな中、当法人が運営する平子幼児園では、株式会社スマートエデュケーションが提供する手が汚れるICT『KitS(きっつ)』を2022年5月から導入し、幼児期からの適切なICT教育に力を入れています。

保育士は日常の保育にKitSを導入し、「活動内容によって使用するアプリを選択し、遊びを展開することができるので、日ごろの保育の延長線上で使用できる」「1つの端末を複数人で使うことも多いため、協調性を学ぶことができている」「いつの間にか端末を使いこなしていて驚く」と教育の効果を実感しています。

2024年2月17日の保育参観では、実際にタブレット端末を使って教育を行っている様子を初めて保護者に見ていただきました。保護者からは「保育参観に来る前はタブレットを使用するというとYouTubeを見せているなどの心配があった。実際に生で見て、今、子どもが描いた絵が動いているということに驚き、文明が進化していると感じた。」「子どもが器用にタブレットを操作しているのを見て驚いた。」と好評をいただいています。

保育参観は保育士と保護者双方が普段の保育を確認し合える機会として学期ごとに実施しており、次回は2024年6月を予定しています。

KitS(きっつ) ホームページ
https://kdkits.jp/

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/388550/LL_img_388550_2.jpg
保育参観の様子2
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/388550/LL_img_388550_4.png
平子幼児園 外観

【社会福祉法人みなみ福祉会の詳細】
社会福祉法人みなみ福祉会は名古屋市南区笠寺の地に昭和26年に笠寺幼児園を開園し、児童福祉の分野で70年以上の実績を持つ社会福祉法人です。名古屋市内で保育所を中心に子育て支援拠点や児童発達支援事業など6施設を運営しています。
現理事長の近藤 敏矢はNTTの研究員でしたが実家の家業を継ぐ形で児童福祉の分野に転身し、2004年から2018年まで笠寺幼児園長を務め、保育のICT化など積極的な改革を進めており、書類業務の完全ペーパーレス化など保育以外の業務を効率化して保育士一人当たり1時間/日程度の事務作業時間の軽減をするなど、保育士の業務改善にも努めています。


【今後の展開】
令和6年度から試行的事業実施が予定されている「こども誰でも通園制度」に関しても受け入れ準備を進めており、保育士にすべての負担が集中することのないよう、ICT化を含めて保育士の待遇改善にも力を入れています。
社会福祉法人みなみ福祉会では「誰もが繋がり、助け合う社会を創る」を法人理念に掲げ、児童福祉の分野から地域の福祉の増進に取り組んでまいります。


【会社概要】
名称 : 社会福祉法人みなみ福祉会
所在地: 〒457-0051 名古屋市南区笠寺町字大門63
URL : https://minami-fukushi.jp/


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プレスリリース提供元:@Press
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