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「金融界のロックスター」カナダ次期首相...「米国51番目の州」「首相は州知事」発言のトランプに対抗できるか
カナダ次期首相に選ばれたマーク・カーニー氏(3月10日) ZUMA Press Wire via Reuters
<ジャスティン・トルドー首相の辞任に伴い、次期カナダ首相に選出されたのは政治的経験が皆無の金融テクノクラートであるマーク・カーニー元カナダ中銀総裁>
[ロンドン発]ドナルド・トランプ米大統領が「米国の51番目の州」にすべきと宣言し「州知事」呼ばわりされたジャスティン・トルドー首相の辞任表明に伴い、カナダの与党・自由党は9日、次期首相となる新党首にマーク・カーニー元カナダ銀行(中央銀行)総裁を選んだ。
トランプ氏は薬物や不法移民が米国に流入していることを口実にカナダからの輸入品に25%の関税を課した。原油や天然ガスなどのエネルギーは例外で関税は10%。カナダは併合された方がカナダ国民にとって有益で「減税」と「より良い医療」をもたらすとトランプ氏は皮肉った。
これに対しトルドー氏は「米国は最も親密なパートナーで同盟国である最も親密な友人に貿易戦争を開始した。ウソをつき、殺人を犯した独裁者ウラジーミル・プーチン露大統領をなだめるため積極的に協力しようとしている」と批判し、米国製品に25%の報復関税を課した。
政治的経験が皆無の金融テクノクラート
米国とカナダの関係は最悪だ。カナダの次期総選挙は10月の予定だが、早期解散・総選挙が実施される公算が強いと報じられている。自由党の政党支持率は30%から40%超に跳ね上がり、カナダ保守党の35.5%を抑え首位に立つ。カーニー氏はこの絶好機を決して逃さないだろう。
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