OPEC、3月石油生産がコロナ禍以来の低水準 海峡封鎖で輸出減
OPECのロゴ。1月9日撮影のイメージ写真。REUTERS/Dado Ruvic/Illustration
Alex Lawler
[ロンドン 31日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)の3月の石油生産量が前月比で日量730万バレル減の同2157万バレルと、コロナ禍の2020年6月以来の低水準になったことが、ロイターの調査で判明した。米・イスラエルに攻撃されたイランがホルムズ海峡を事実上封鎖し、加盟国が輸出削減を強いられたためだ。
最も生産量が落ち込んだのはイラクで、2月平均の日量415万バレルから3月には同140万バレルまで目減りした。サウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)はいずれも、ホルムズ海峡を通らない輸出ルートを持つため、減産幅は比較的小さい。
加盟国のうち、ベネズエラとナイジェリアの2カ国だけは生産が増加した。
関係者の話では、一部加盟国の3月生産量はホルムズ海峡閉鎖の影響で今後下方修正される可能性も残っているという。
調査はロイターがLSEGのデータやケプラー、石油企業関係者、OPEC、コンサルティング企業などの提供情報に基づいて実施した。





