トルコ財務相と中銀総裁、ロンドンで投資家と会合へ イラン戦争の中
トルコのシムシェキ財務相。2024年7月、イスタンブールで撮影。REUTERS/Murad Sezer
Nevzat Devranoglu
[アンカラ 30日 ロイター] - トルコ財務省や銀行関係者によると、シムシェキ財務相とカラハン中央銀行総裁は今週、ロンドンで投資家との会合を開く見通しだ。当局は外貨準備売却などを通じ、イラン戦争による経済への悪影響を最小限に抑えようとしている。
銀行関係者によると、両氏は政策の継続性やインフレ鈍化への道筋、経済の強さなどを強調する見通し。財務省は会合の開催を確認したが、議題についてはコメントを控えた。
トルコ中銀は通貨リラの安定化と紛争によるインフレへの影響抑制に向け、これまでに金融緩和サイクルを一時停止するなどの措置を取っている。
シムシェキ氏とカラハン氏は会合で、戦略の概要を投資家に説明する可能性がある。
銀行関係者の30日時点の試算によると、2月末の戦争開始以降、トルコの外貨準備高は約550億ドル減少している。中銀はまた、過去2週間で数十億ドル相当の金準備のスワップおよび売却を開始した。
一部のアナリストは、紛争の影響でエネルギー価格がさらに上昇し、インフレ抑制の道筋が一段と脅かされる場合、中銀が政策金利を現在の37%から引き上げることを検討する可能性があるとみている。





