タイ首相、数日中に連立協議開始の見込み 保守派与党躍進で
タイのアヌティン首相。バンコクで2月8日撮影。REUTERS/Chalinee Thirasupa
[バンコク 9日 ロイター] - 8日投開票が行われたタイ下院総選挙では、アヌティン首相率いる与党「タイの誇り党」が躍進して第1党となり、数日中に連立協議が始まる見通しだ。
選挙管理委員会のデータに基づくロイターの集計によると、開票率94%の段階でタイの誇り党が定数500のうち192議席を獲得した。
投票前の世論調査で優勢とされていた革新系「国民党」は117議席、タクシン元首相派の「タイ貢献党」は74議席となった。他の少数政党は合計117議席を獲得した。
連立の枠組みと閣僚人事を巡り、アヌティン氏は8日、最終議席の確定を待っていると記者団に述べた。各党が今後の対応について内部協議を行う必要があるとも語った。
国民党はタイの誇り党が主導する連立政権への参加を否定している。ナタポン党首は8日、アヌティン氏に対抗して連立政権の樹立を目指す考えはないと述べた。
憲法改正の是非を問う国民投票が総選挙と同日に行われ、改正案への支持が約3分の2に達した。現憲法は軍事政権下で制定された。新憲法の施行には少なくとも2年を要する見通しで、起草手続きと最終条文を承認するため、さらに2回の国民投票が必要になる。





