「米にとって寛大」な合意交渉中、グリーンランド巡りトランプ氏
グリーンランド・ヌークの日没、1月21日撮影。Mads Claus Rasmussen/Ritzau Scanpix/via REUTERS
Mark John Susan Heavey Jacob Gronholt-Pedersen Steve Holland
[ダボス(スイス)/ヌーク 22日 ロイター] - トランプ米大統領は22日、デンマーク自治領グリーンランドを巡る北大西洋条約機構(NATO)との新たな合意の枠組みについて、「米国にとってはるかに寛大」な取引が交渉されていると述べた。
世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)からの帰途、大統領専用機内で記者団に語った。
グリーンランドの主権に関する質問には回答を避け、「われわれがやりたいことをできなければならない」と述べた。
トランプ氏はこれに先立ち、FOXビジネスのインタビューで、合意は米国にグリーンランドへの「完全なアクセス」を認める内容になるとし、「終わりも期限もない」と語った。
関係筋がロイターに明かしたところによると、NATOのルッテ事務総長とトランプ氏はダボスで、グリーンランドにおける米軍のアクセスや駐留を規定する1951年の協定の更新について、米国、デンマーク、グリーンランドの間でさらなる協議を行うことで合意した。
両氏が協議した枠組みは、中国とロシアによるグリーンランドへの投資を禁止することも求めているという。
別の関係筋は、合意されたのは「土台となる枠組み」だとし、「具体的な詳細に関する報道はいずれも憶測にすぎない」と述べた。
ルッテ氏はダボスでロイターに対し、トランプ氏と合意した枠組みにより、NATO加盟国は北極圏の安全保障を強化する必要があると明らかにし、追加の安全保障要件の詳細を詰めるのはNATO司令官らの役割だと言及。「極めて迅速に実現できると確信している。2026年中、できれば早期を期待している」と語った。





