イラク国会選挙、スダニ首相率いる連合が第1勢力に

写真はスダニ首相の支持者ら。11月12日、イラクのバグダッドで撮影。REUTERS/Ahmed Saad

[バグダッド １２日 ロイター] - １１日に投票が行われたイラク国会（定数３２９）選挙で、スダニ首相の「復興開発連合」が第１勢力となった。同国の選挙管理当局が１２日に発表した。

同連合は１３１万７０００票を獲得したという。

スダニ氏は２期目を目指すが、どの勢力も単独では過半数に届かないことから、次期政権樹立に向けた勢力間での協議が焦点となる。ただ、協議は難航し、数カ月かかる可能性がある。

選管当局によると、最終的な投票率は５６．１１％に達した。

スダニ氏は暫定結果発表後のテレビ演説で、「投票率は政治システムに対する信頼回復を示す新たな成功の明確な証拠だ」と述べた。