中国、米国産農産物の購入を緩やかに開始 先週の首脳会談受け
写真は6月12日、米オクラホマ州クレムリンの小麦畑で撮影。REUTERS/Nick Oxford
Naveen Thukral Ella Cao
[シンガポール/北京 6日 ロイター] - 中国は先週の米中首脳会談を受け、米国産農産物の購入を緩やかに開始した。トレーダー2人が6日に明らかにしたところによると、中国バイヤーは米国産小麦2カーゴを予約。昨年10月以来初めてという。
米業界筋によると、米国から中国向けにソルガムも出荷された。
トレーダーはまた、大規模な大豆の購入があると期待。米ホワイトハウスは中国が年末までに1200万トンを購入すると約束したと明らかにしているためだ。
中国は5日、農産物関税を含む米国からの輸入品に対する報復関税の停止を確認。ただ、米国産大豆にはなお13%の関税がかけられている。
<12月出荷分小麦は約12万トン>
12月出荷分の約12万トンには、米国産の軟質白色小麦と春小麦がそれぞれ1カーゴずつ含まれている。
シンガポールの穀物トレーダーは「米国産小麦は最安ではないので、これは中国が米国産穀物購入にコミットしていることを示している」と指摘。「購入は政治的な動きと言えるだろう」と語った。
<より安いブラジル産大豆>
ホワイトハウスは中国が今年最後の2カ月間で少なくとも1200万トン、今後3年間はそれぞれ少なくとも2500万トンの米国産大豆を購入すると発表したが、中国はこの数字を確認していない。
トレーダーやアナリストは、中国が大豆に対する13%関税を残すと決めたため、商業バイヤーにとって米国産はブラジル産に比べて高過ぎると指摘する。





