米国の新たな制裁、ロシアの石油供給を大幅抑制も=IEA

国際エネルギー機関(IEA)は15日に発表した月報で、米政府が打ち出したロシアの石油・天然ガス収入を標的とする大規模な制裁措置について、ロシアの石油供給網を大きく混乱させる可能性があるとの見方を示した。ロシア石油の輸送船、パキスタンのカラチ港で2023年撮影。(2025 ロイター/Akhtar Soomro/File Photo)
Robert Harvey Alex Lawler
[ロンドン 15日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は15日に発表した月報で、米政府が打ち出したロシアの石油・天然ガス収入を標的とする大規模な制裁措置について、ロシアの石油供給網を大きく混乱させる可能性があるとの見方を示した。
「制裁の影響が完全に明らかになるまで、(ロシアとイランの)供給見通しは維持するが、新たな制裁措置により、原油と石油製品のバランスが引き締まる可能性がある」との見方を示した。
IEAは制裁強化に加え、北半球の寒波により1月上旬に原油価格が1バレル=80ドルを超える水準に上昇したと指摘した。
しかし、1)「OPECプラス」以外の国の供給が堅調に伸びていること、2)石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要な産油国で構成するOPECプラスが減産解除を検討していること、3)必要に応じて在庫を引き出せることーーなどから、価格上昇は抑制される可能性があるとした。
IEAの石油市場見通しで、供給の伸びが需要の伸びを上回るため、世界市場は今年も供給過剰の状態が続くと予測している。
2025年の世界の石油供給の伸びは、日量180万バレルに達し、このうちOPECプラス非加盟国の生産量が150万バレルを占めると予想した。
一方、今年の石油需要の伸びは日量105万バレルと予測している。前回予想の日量110万バレルから下方修正された。
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