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ロシア、米国の「破壊的」対応を非難 イスラエル巡り
ロシアのラブロフ外相は9日、イスラエル軍とパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとの大規模戦闘を巡り、米国の「破壊的な」アプローチを非難した。代表撮影(2023年 ロイター)
[モスクワ 9日 ロイター] - ロシアのラブロフ外相は9日、イスラエル軍とパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとの大規模戦闘を巡り、米国の「破壊的な」アプローチを非難した。
同外相はこの日、アラブ連盟のアブルゲイト事務局長とモスクワで会談。もし西側諸国が、根本にあるパレスチナ問題そのものを解決することなく、イスラエルに対する攻撃を非難しイスラエルの勝利を願うだけでいいと考えているとしたら、それは近視眼的だと指摘した。
ロシア大統領府(クレムリン)のペスコフ報道官も、より広範な紛争にエスカレートすることを「非常に懸念している」と述べ、和平への回帰を呼びかけた。
アブルゲイト事務局長はラブロフ外相との会談で、暴力の応酬を止める必要性には同意するとした上で、パレスチナ問題が未解決である限りこうした事象は続くだろうと述べた。





