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インド中銀、年末までに1日100万件のCBDC取引目指す=副総裁
7月11日、インド準備銀行(RBI、中央銀行)は現在試験運用中の中央銀行デジタル通貨(CBDC)「eルピー」について、年末までに1日当たり100万件の取引規模にすることを目指している。写真はインド中銀のロゴ。ニューデリーで2018年11月撮影(2023年 ロイター/Altaf Hussain)
[ムンバイ 11日 ロイター] - インド準備銀行(RBI、中央銀行)は現在試験運用中の中央銀行デジタル通貨(CBDC)「eルピー」について、年末までに1日当たり100万件の取引規模にすることを目指している。サンカル副総裁が11日明らかにした。
RBIは昨年、銀行間などの「ホールセール」と一般の人々向け「リテール」の両分野でCBDCの試験運用を開始した。サンカル氏によると、今年6月時点でCBDCの利用者は130万人、利用商店は30万店に上る。
サンカル氏は、RBIはCBDCを単なる決済手段としてだけでなく、現金に代替するデジタル通貨として導入したい考えで、利用者獲得に向けて別途戦略が必要になると説明。「CBDCの下で取引の匿名性を維持する方法を確保していかなければならない」と述べ、CBDC最大の利点はクロスボーダー取引ができることに由来すると付け加えた。
ただ銀行業界では、現在の形式のCBDCに格段のメリットは見当たらず、リテール分野の利用に関しては既に導入されている小口決済インフラ「統合決済インターフェース(UPI)」が強力な競争相手になるとの見方が出ている。





