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トランプ氏、バイデン政権への批判強める 起訴後初の演説
トランプ前米大統領は10日、南部ジョージア州で行われた共和党集会で演説し、私邸への機密文書持ち出しで起訴されたことについて、バイデン大統領が大統領選の対抗馬を弱体化させるために画策したと批判した。写真はノースカロライナ州での集会で演説するトランプ氏。10日撮影(2023年 ロイター/Jonathan Drake)
[10日 ロイター] - トランプ前米大統領は10日、南部ジョージア州で行われた共和党集会で演説し、私邸への機密文書持ち出しで起訴されたことについて、バイデン大統領が大統領選の対抗馬を弱体化させるために画策したと批判した。
米南部フロリダ州の連邦裁判所は9日、トランプ前大統領に対する起訴状を公表した。トランプ氏は司法妨害など37件の罪状で起訴された。
トランプ氏は、バイデン政権による根拠のない起訴は米国史上最も恐ろしい権力乱用だと激しく批判した。
起訴に持ち込んだスミス特別検察官を「凶悪犯」と発言し、捜査担当者を直ちに一掃する必要があると語った。
その上で、この「冗談のような起訴」が党内で自身への支持をさらに広げることになると強調した。
トランプ氏は同日ポリティコとのインタビューで、有罪判決を言い渡されても大統領選出馬を断念することはないと述べた。