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ロシア支配地域に非常事態、ダム決壊で浸水被害 7人が行方不明

2023年06月07日(水)17時32分

 6月7日、 ウクライナ南部ヘルソン州のロシア支配地域で非常事態が導入された。写真は浸水被害を受けたロシア支配地域の同州ノバカホフカの文化センター。6日撮影。タス通信提供(2023年 ロイター)

[7日 ロイター] - ウクライナ南部ヘルソン州のロシア支配地域で非常事態が導入された。ロシア国営タス通信が7日伝えた。ノバカホフカダムが破壊され、広い地域が浸水したためという。

同通信は救援当局の話として、6日のダム破壊後、約2700戸が浸水し、約1300人が避難していると報道。ロシアの支援を受けている当局によると、少なくとも7人が行方不明になっている。

ウクライナとロシアは互いにダム決壊の責任が相手側にあると非難している。

一方、ヘルソン州のプロクジン知事は7日、ドニエプル川右岸で1582戸が浸水し、夜間に約1457人が避難したと発表。これに先立っては、ロシアによる同州とヘルソン市への砲撃により、民間人1人が死亡、1人が負傷したと明らかにした。

ロイター
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