ニュース速報

ワールド

北朝鮮、ロシアに軍需物資供給との報道「根拠ない」

2022年12月23日(金)08時38分

12月23日、北朝鮮外務省は、ロシアに軍需物資を供給したとの報道について、両国間で兵器が取引されたことは「一度もない」との声明を出して否定した。写真は北朝鮮の旗。板門店の韓国側から7月代表撮影(2022年 ロイター)

[ソウル 23日 ロイター] - 北朝鮮外務省はロシアに軍需物資を供給したとの報道を「根拠がない」として否定し、米国がウクライナに殺傷兵器を提供していると非難した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が23日に伝えた。

日本のメディアは北朝鮮が先月、砲弾を含む軍需物資を列車でロシアに輸送したと報じた。また米ホワイトハウスは22日、北朝鮮がロシアの民間軍事会社への最初の兵器納入を完了したことを確認した。

北朝鮮外務省報道官は声明で「北朝鮮がロシアに軍需物資を提供したという日本メディアの偽報道は最も愚かなでっち上げで、コメントや解釈に値しない」とした。

ホワイトハウスによると、ロシアの民間軍事会社ワグネル・グループはウクライナに駐留するロシア軍の強化に向け、北朝鮮から歩兵用ロケットとミサイルの供給を受けた。ワグネルの創設者、エフゲニー・プリゴジン氏はこれを否定している。

北朝鮮外務省報道官は、両国間で兵器が取引されたことは「一度もない」とし、さまざまな殺傷兵器を提供してウクライナに流血と破壊をもたらしているのは米国だと非難した。

また同省は別の声明で、直近の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を巡り米国が国連安全保障理事会の議長声明採択を目指していることを非難した。

同省報道官は「北朝鮮はすでに米国のそのような愚かな試みが非常に望ましくない結果を伴う可能性を明確に警告している」と指摘。米国の動きは「非常に危険な行為」だとし、行動によって対抗する必要があると述べた。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国、イラン攻撃の即時停止要請 米・イスラエルに懸

ワールド

イラン最高指導者ハメネイ師が空爆で死亡、86歳 米

ワールド

イラン最高指導者ハメネイ師死亡、国営メディア確認 

ワールド

ドバイで空港と代表的ホテルが被害、イランの攻撃で
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「若い連中は私を知らない」...大ヒット映画音楽の作曲家が「惨めでもいいじゃないか」と語る理由
  • 2
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力空母保有国へ
  • 3
    「努力が未来を重くするなら、壊せばいい」──YOSHIKIが語った創作と人生の覚悟
  • 4
    【クイズ】世界で最も「一人旅が危険な国」ランキン…
  • 5
    ウクライナが国産ミサイル「フラミンゴ」でロシア軍…
  • 6
    【クイズ】サメによる襲撃事件が最も多い国はどこ?
  • 7
    がん治療の限界を突破する「細菌兵器」は、がんを「…
  • 8
    トランプがイランを攻撃する日
  • 9
    「本当にテイラー?」「メイクの力が大きい...」テイ…
  • 10
    米・イスラエルの「イラン攻撃」受け、航空各社が中…
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 3
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 7
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 8
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 9
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 10
    住宅の4~5割が空き家になる地域も......今後30年で…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中