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アルゼンチン、消費材1500品目の価格凍結・統制へ インフレ対策で

2022年11月14日(月)12時09分

アルゼンチン政府は11日、スーパーと消費財の大規模供給業者との間で、1500品目の価格を凍結または厳格に統制する合意が成立したと発表した。資料写真、2021年8月、サルタで撮影(2022年 ロイター/Agustin Marcarian)

[ブエノスアイレス 11日 ロイター] - アルゼンチン政府は11日、スーパーと消費財の大規模供給業者との間で、1500品目の価格を凍結または厳格に統制する合意が成立したと発表した。今年100%に達するとみられるインフレへの対策。

同国では物価高騰で抗議行動が発生、政府の支持率は急落している。

経済省は「公正価格」プログラムと呼ばれる今回の措置について、食品・飲料から掃除用品に至る消費材が対象で、「消費者に好ましい商品価格の安定」につながると説明している。

一部の商品は、4カ月間の価格凍結期間入り前に4%の値上げが行われる。他の品目は現行価格でプログラムに入るが、月4%値上げされる可能性があるという。

来年に選挙を控え、貧困層が人口の約40%に上る中で国民の怒りが増幅。10日には政府と数十億ドルを融資している国際通貨基金(IMF)に対し、数千人が抗議行動を展開した。

ロイター
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