ニュース速報

ワールド

米財務長官、ロシアの「残忍で不当な戦争」を非難 G20会合で

2022年07月15日(金)11時47分

イエレン米財務長官は15日にインドネシアのバリ島で開幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、ロシアによるウクライナでの「残忍で不当な戦争」を非難した。写真は7月14日、インドネシアのバリで撮影。代表撮影(2022年 ロイター)

[ヌサドゥア(インドネシア) 15日 ロイター] - イエレン米財務長官は15日にインドネシアのバリ島で開幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、ロシアによるウクライナでの「残忍で不当な戦争」を非難した。会議に参加しているロシア財務省当局者について、戦争の「恐ろしい結果」に対する責任を共有していると指摘した。

米財務省当局者によると、イエレン氏は会議に出席したウクライナのマルチェンコ財務相を歓迎する一方、戦争の悪影響は全面的にロシアにあると非難した。

関係筋によると、ロシアのマクシモフ財務次官が会議のためバリ島入りしており、シルアノフ財務相はオンラインで参加している。

イエレン氏はウクライナへの金融支援を拡大するとともに加速させるようG20諸国に促した。

「戦争を始めたロシアは世界経済への悪影響、特にコモディティー(商品)価格上昇に対する責任を負っている」と指摘。会議に参加したロシア当局者について「プーチン政権への継続的な支援を通じて、この戦争の恐ろしい結果に拍車をかけている」と批判した。

「あなた方は、失われた罪のない命、戦争が世界中に引き起こしている人的・経済的被害に対する責任を共有している」と断じた。

イエレン氏は前日、G20会議にはプーチン大統領の代理人の居場所はないと述べていた。

同氏はエネルギー価格を押し下げ、世界の供給を維持するためにロシア産原油に上限価格を設ける案を支持するよう他国に働きかけている。

ワシントンでの前回会合のようにロシア当局者の発言時に西側の当局者が退席するかどうかは現時点で明らかではない。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ノボ、来年から米で糖尿病・肥満症薬の定価最大50%

ワールド

英、ビザ不要な85カ国からの渡航者に電子渡航認証の

ワールド

トランプ関税還付請求権の取引価格、米最高裁判決後に

ワールド

原油先物は7カ月ぶり高値付近、米イラン協議控え
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 3
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 4
    3頭のクマがスキー客を猛追...ゲレンデで撮影された…
  • 5
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 6
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 7
    「IKEAも動いた...」ネグレクトされた子猿パンチと「…
  • 8
    「極めて危険」──ゼレンスキー、ロシアにおける北朝…
  • 9
    IMF、日本政府に消費減税を避けるよう要請...「財政…
  • 10
    武士はロマンで戦ったわけではない...命を懸けた「損…
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 3
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 4
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 5
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 6
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 7
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 8
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 9
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 10
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中