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ロシア外務省、米メディアに認定剥奪を警告=関係筋

2022年06月07日(火)07時45分

6月6日、ロシア外務省は、米メディア各社の代表を集めて会合を開き、米国におけるロシア人記者の扱いが改善されなければ、認定を剥奪すると警告した。写真はロシア外務省。4月撮影(2022年 ロイター/Maxim Shemetov)

[ロンドン 6日 ロイター] - ロシア外務省は6日、米メディア各社の代表を集めて会合を開き、米国におけるロシア人記者の扱いが改善されなければ、認定を剥奪すると警告した。事情に詳しい関係者3人が明らかにした。

ロシアのウクライナ侵攻後、一部のロシア国営メディアは米国など西側諸国で放送免許が撤回されたり、制裁対象に指定されたりしており、ロシア側は報道の自由の軽視だと非難している。

関係者によると、ロシア外務省のザハロワ報道官は6日の会合で、ロシアの記者が米国でビザ(査証)更新の問題や銀行口座の停止、米情報機関による嫌がらせなどに直面していると主張。ロシア人記者が米国で自由に活動できなければ、米メディアの記者もロシアでビザや記者証、銀行口座などの面で同様の困難に直面する可能性があると警告した。

状況が改善しなければ、米国の記者はロシアから出国しなければならないとも述べた。

ロシア通信(RIA)によると、会合にはウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)、CNN、AP、NPR、アルフッラTVの代表が出席した。

ロイター
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