ニュース速報

ワールド

原油先物は続伸、米在庫減とOPEC需要見通し引き上げで

2021年04月14日(水)11時14分

 4月14日、原油先物価格はアジア時間の取引で続伸している。英国で2020年3月撮影(2021年 ロイター/Molly Darlington)

[メルボルン 14日 ロイター] - 原油先物価格はアジア時間14日の取引で続伸。米原油在庫の予想以上の減少を示す業界統計や、石油輸出国機構(OPEC)による今年の石油需要見通しの上方修正が好感されている。

0057GMT(日本時間午前9時57分)時点で北海ブレント先物は0.28ドル(0.4%)高の1バレル=63.95ドル。米WTI先物は0.28ドル(0.5%)高の60.46ドル。

ここ1週間の原油相場上昇は米中の強い景気回復を示す指標などが背景にあったが、新型コロナウイルスワクチン接種の停滞やインドとブラジルでのコロナ感染者急増への懸念で上値が抑えられていた。

しかし、OPECは13日に公表した月報で、2021年の原油需要が前年比日量595万バレル増えるとの見通しを示し、先月の見通しから7万バレル引き上げた。コロナ危機が和らぐとの見方だ。

ANZリサーチのアナリストはリポートで「市場は足元のコロナ流行が需要に与える影響を懸念していたため、需要予測が好感された」と述べた。

関係筋によると、米石油協会(API)の統計で9日終了週の米原油在庫は360万バレル減少。市場予想(約290万バレル減)よりも大幅な減少だった。

一方、米国での増産やイランによる供給増を巡る懸念で上値は限定的となった。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

EU、脱炭素産業「域内製」要件化 中国依存低減へ新

ワールド

ロシア、インドに原油輸出振り向けも 供給混乱で=関

ワールド

オーストラリア、G7の重要鉱物同盟に参加 カナダと

ビジネス

中国金融機関、イラン紛争で中東向け与信リスク縮小 
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 2
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られる」衝撃映像にネット騒然
  • 3
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    「外国人が増え、犯罪は減った」という現実もあるの…
  • 6
    「イランはどこ?」2000人のアメリカ人が指差した場…
  • 7
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 8
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 9
    戦術は進化しても戦局が動かない地獄──ロシア・ウク…
  • 10
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの…
  • 7
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 8
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 9
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 10
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中