ニュース速報

ワールド

イングランドのコロナ新規感染者が減少傾向、水準なお高い=調査

2021年01月28日(木)12時13分

 英インペリアル・カレッジ・ロンドンが28日公表した調査によると、イングランドで新型コロナウイルス新規感染者が減少し始めており、年明け以降のロックダウン(都市封鎖)が奏功している可能性がある。写真はジョンソン英首相。ロンドンで27日代表撮影(2021年 ロイター)

[ロンドン 28日 ロイター] - 英インペリアル・カレッジ・ロンドンが28日公表した調査によると、イングランドで新型コロナウイルス新規感染者が減少し始めており、年明け以降のロックダウン(都市封鎖)が奏功している可能性がある。ただ、減少ペースは緩慢で、罹患(りかん)率が非常に高いことに変わりはないという。

ジョンソン英首相は27日、ロックダウン措置を少なくとも3月8日まで維持する可能性を示唆した。

インペリアルによると、1月6─22日の期間に人口10万人あたりのコロナ感染者数が157人となり、罹患率は1.57%だった。ロンドンの罹患率が最も高く、2.83%だった。

ただ、調査期間の終盤にロンドンと英南部の地域で罹患率が低下。一方、中東部イースト・ミッドランズ地域では新規感染者が増える明確な傾向が示された。他の地域の罹患率は横ばいだった。

研究チームは、イングランドで1月5日に導入されたロックダウンは罹患率を押し下げる効果が表れるまで時間がかかり、地域間で影響に差異がみられたと指摘。

研究に携わるインペリアルのポール・エリオット教授は記者団に「(罹患率は)過去数日に低下しているようで、勇気づけられる」と述べた。インペリアルが先週公表した中間調査結果では、ロックダウンの初期に感染抑制効果は確認できなかった。

エリオット氏は「しかし罹患率をもっと速いペースで低下させる必要がある。NHS(英国民保険サービス)が極端に圧迫されているからだ」と強調した。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

英、中東に防空装備と部隊追加配備へ 湾岸同盟国への

ワールド

WHOテヘラン事務所近くで攻撃、職員に負傷者なし=

ビジネス

ユニリーバ食品事業、マコーミックと統合合意 650

ワールド

米企業標的に報復攻撃へ、イランの革命防衛隊が表明 
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引、インサイダー疑惑が市場に波紋
  • 3
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イラン恐怖」の正体
  • 4
    初の女性カンタベリー大主教が就任...ウィリアム皇太…
  • 5
    年金は何歳からもらうのが得? 男女で違う「最適な受…
  • 6
    中国がイラン戦争最大の被害者? 習近平の誤った経…
  • 7
    韓国・週4.5日労働制が問いかけるもの ──「月曜病」解…
  • 8
    アリサ・リュウの自由、アイリーン・グーの重圧
  • 9
    北京に代わる新都市構想は絵に描いた餅のまま...大幅…
  • 10
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 3
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 4
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 5
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 6
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 7
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 8
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 9
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のS…
  • 10
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中