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トランプ氏、内幕本の内容否定 アサド氏暗殺「検討したことない」

2018年09月06日(木)10時10分

 9月5日、kトランプ米大統領は、シリアのアサド大統領の暗殺について議論したことはないとし、ジャーナリストのボブ・ウッドワード氏が近く出版するトランプ政権の内幕を描いた著書の内容を否定した。写真はシリアの首都ダマスカス市内に掲げられているアサド大統領の写真。4月撮影(2018年 ロイター/Ali Hashisho/File Photo)

[ワシントン 5日 ロイター] - トランプ米大統領は5日、シリアのアサド大統領の暗殺について議論したことはないとし、ジャーナリストのボブ・ウッドワード氏が近く出版するトランプ政権の内幕を描いた著書の内容を否定した。

トランプ大統領は記者団に対し、アサド大統領の暗殺の可能性について「話し合ったことはない」と言明。「検討したことはなく、今後考えることもないだろう」とし、ウッドワード氏の著書「恐怖:ホワイトハウスのトランプ(Fear: Trump in the White House)」は「フィクション」に過ぎないと一蹴した。

米紙ワシントン・ポストに4日掲載された同著書の抜粋によると、トランプ大統領は昨年、マティス国防長官にアサド大統領の暗殺を望んでいると伝えた。ただ、マティス長官はアサド大統領を特定の標的としない限定的なミサイル攻撃を行う計画を進めたという。

*見出しを修正しました。

ロイター
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