「イスラム国」支持者が独自サイト開設か、運用は直後に停止

［ドバイ　１０日　ロイター］ - 過激派組織イスラム国の支持者とみられる者が、インターネット上でメッセージを拡散するため、「カリフェートブック（CaliphateBook）」と名付けた独自のサイトを開設した。フェイスブックなどのソーシャル・ネットワーク（ＳＮＳ）へのアクセスを阻止されていることへの対策とみられている。

カリフェートブック（5elafabook.com）はフェイスブックに酷似しているが未完成とみられ、８日に稼働したものの翌日には接続不能となった。また、サイトからのリンクが貼られていたツイッターのアカウントは閉鎖された。

トップページに表示された英語のメッセージは「登録者およびその安全に関する情報と詳細を保護するため」、一時的に運用を中止したと説明している。

サイトを作った人物や登録者数などは不明。トップページのメッセージは、サイトは独立でイスラム国の支援を受けていないと述べている。