ウーバーとズークス、ロボタクシー導入で提携 今夏ラスベガスで始動へ
ロサンゼルス国際空港にある、ウーバーの乗り場。3月10日撮影。REUTERS/Caroline Brehman
[11日 ロイター] - 米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズは、自社の配車サービスにアマゾン・ドット・コム傘下ズークスが開発した自動運転タクシー(ロボタクシー)を導入する複数年契約を締結した。両社が11日、発表した。ズークスが外部の配車サービス事業者と提携するのは初めて。
両社は今夏、西部ネバダ州ラスベガスを皮切りにサービスを開始し、2027年半ばまでに西部カリフォルニア州ロサンゼルスでの展開を計画。対象となる車は、ズークスとウーバー双方のアプリを通じて利用可能となる。
ズークスは、自動運転タクシー分野では米アルファベット傘下のウェイモに後れを取っているものの、昨年後半にラスベガスで限定的なサービスを開始し、カリフォルニア州サンフランシスコで試験的な乗車サービスを実施するなど、段階的に運行を拡大している。
ズークスは9日、試験運行の実施地区を南部テキサス州ダラスと西部アリゾナ州フェニックスに拡大すると発表するとともに、アリゾナ州に車両運行の司令塔となる拠点を新設する計画も明らかにした。
ウーバーは既に自動運転技術開発25社と提携し、フェニックス、南部テキサス州オースティン、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイなどで事業を展開。26年末までに世界15都市へ拡大し、29年までに世界最大の自動運転タクシー事業者となる目標を掲げている。
14年に設立され、20年にアマゾンが13億ドルで買収したズークスは、従来の自動車を改造したものではなく、ハンドルやペダルのない完全自律走行専用の箱型車両で差別化を図っている。これまでの自律走行距離は累計100万マイル(約160万キロ)を超え、利用客は延べ30万人余りに達している。





