ＦＲＢ、政府閉鎖中も政策判断可能 代替データ活用＝ジェファーソン副議長

米連邦議会議事堂で開かれた上院銀行委員会の指名公聴会で証言するジェファーソン副議長。２０２３年６月撮影。REUTERS/Jonathan Ernst

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［ワシントン　７日　ロイター］ - 米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のジェファーソン副議長は７日、連邦政府機関の一部閉鎖が長期化する中でも、政策当局者が金利決定を行うのに十分な経済データはＦＲＢに届いているとの認識を示した。

ジェファーソン氏はドイツ連邦銀行とのイベントで、政府閉鎖により「通常であれば入手できるはずの公式データは得られていない」と指摘。その上で、ＦＲＢ独自の調査や各州からの情報、民間企業がまとめた情報に言及し、「われわれには政策決定を行うのに十分なデータがあり、職務を継続することができる」と述べた。ただ、公式データが非常に精度の高い「ゴールドスタンダード」であることに疑問の余地はないとの考えを示した。

また、ジェファーソン氏は、ＦＲＢはデータや今後の見通し、リスクのバランスに基づいて決定を下すと改めて述べた。