米チポトレ、来年アジア進出へ 韓国・シンガポールに店舗

　９月１０日、メキシコ料理の外食チェーン、チポトレ・メキシカン・グリルは、来年、韓国とシンガポールに店舗を開設してアジア市場に参入する計画を明らかにした。写真はニューヨークで２０２４年１０月撮影（２０２５年　ロイター／Kent J. Edwards）

[１０日 ロイター] - メキシコ料理の外食チェーン、チポトレ・メキシカン・グリルは１０日、来年、韓国とシンガポールに店舗を開設してアジア市場に参入する計画を明らかにした。主要市場の米国で外食への支出が鈍化する中、海外への事業拡大を図る。

チポトレは韓国食品大手のＳＰＣグループとの合弁事業を通じて店舗を展開する。

チポトレのスコット・ボートライト最高経営責任者（ＣＥＯ）は「多様性と利便性を好む潮流に後押しされて外食産業が急速に進化する中、アジアへの進出はチポトレにとって驚くべき成長機会をもたらす」と期待を表明した。

４月にはメキシコ初の店舗開設計画を発表した。

同社は現在、カナダ、英国、フランス、ドイツなどに直営店舗を持っている。