ニュース速報
ビジネス

ドイツ鉱工業受注、7月は前月比+2.9% 持続的な回復見込めず

2024年09月05日(木)17時15分

 9月5日 ドイツ連邦統計庁が5日発表した7月の鉱工業受注指数(季節・日数調整済み)は前月比2.9%増加し、予想に反してプラスとなった。写真は2023年10月、ドイツ・ハンブルクで撮影(2024年 ロイター/Wolfgang Rattay)

Maria Martinez

[5日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が5日発表した7月の鉱工業受注指数(季節・日数調整済み)は前月比2.9%増加し、予想に反してプラスとなった。

ただ、一部の大型受注の増加によるところが大きく、業界が持続的な回復基調に入るとの見方は少ない。

ロイターのアナリスト調査では1.5%減と予想されていた。

鉄道、船舶、航空機などの大型案件を除くと、新規受注は0.4%減少。一方、大型受注は86.5%増加した。

5─7月の新規受注はその前の3カ月から1.7%増加。

また、6月は4.6%増と当初発表(3.9%増)から上方修正された。

海外からの新規受注は5.1%増で、国内は横ばいだった。

バーデン・ビュルテンベルク州立銀行(LBBW)のシニアエコノミスト、イェンス・オリバー・ニコラシュ氏は「2カ月連続で好調な数字となったが、ドイツでは弱いデータが相次いでおり、例外的な事例となる可能性が高い。特に今回の指標では大型受注が決定的な役割を果たしている」と指摘。

コメルツ銀行のシニアエコノミスト、ラルフ・ソルベン氏は、鉱工業受注は年明けから安定しているようだが、購買担当者景気指数(PMI)などのセンチメント指標が弱く、警戒が必要だとし、少なくとも急ピッチな回復は期待できないと述べた。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

茂木外相、「核兵器開発は決して許されない」 米攻撃

ワールド

米・イスラエルがイランに大規模攻撃、体制転換視野に

ワールド

中国、イラン攻撃の即時停止要請 米・イスラエルに懸

ワールド

再送-米軍トップと国防長官、トランプ氏私邸からイラ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力空母保有国へ
  • 2
    「努力が未来を重くするなら、壊せばいい」──YOSHIKIが語った創作と人生の覚悟
  • 3
    【クイズ】世界で最も「一人旅が危険な国」ランキングが発表に...気になる1位は?
  • 4
    「若い連中は私を知らない」...大ヒット映画音楽の作…
  • 5
    ウクライナが国産ミサイル「フラミンゴ」でロシア軍…
  • 6
    がん治療の限界を突破する「細菌兵器」は、がんを「…
  • 7
    【クイズ】サメによる襲撃事件が最も多い国はどこ?
  • 8
    トランプがイランを攻撃する日
  • 9
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 10
    インフレ直撃で貯蓄が消える...アメリカ人の54%が「…
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 3
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 7
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 8
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 9
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 10
    住宅の4~5割が空き家になる地域も......今後30年で…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中