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米レッドロブスター、連邦破産法11条の適用を申請

2024年05月21日(火)09時30分

5月19日、米レストランチェーンのレッドロブスターは、既存債権者から1億ドルの融資コミットメントを確保したのを受け、フロリダ州の裁判所に連邦破産法第11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したと発表した。写真は15日、サンディエゴの店舗で撮影(2024年 ロイター/Mike Blake)

[20日 ロイター] - 米レストランチェーンのレッドロブスターは19日、既存債権者から1億ドルの融資コミットメントを確保したのを受け、フロリダ州の裁判所に連邦破産法第11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したと発表した。

裁判所への提出書類によると、同社の資産と負債は10億─100億ドルとなっている。

破綻手続き中もレストランは通常通り営業する。店舗数を減らすと同時に、実質的に全資産の売却を目指す方針。事業を既存債権者によって設立・管理された事業体に売却する「ストーキング・ホース」合意に至っている。

ジョナサン・ティブス最高経営責任者(CEO)は、力強く生まれ変わり、成長に再び専念できるようになるとして「この再編はレッドロブスターにとって最善の道だ」と述べた。

ウェブサイトによると、レッドロブスターは世界中で約700店舗を有している。

ロイター
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