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ドイツ銀、組成・助言業務が第2四半期に回復 人員増強
ドイツ銀行は26日、国際投資銀行部門の組成・助言業務でシニアレベルの50人を採用したと明らかにした。ブリュッセルの店舗で2022年撮影。(2023年 ロイター/Yves Herman/File Photo)
[フランクフルト 26日 ロイター] - ドイツ銀行は26日、国際投資銀行部門の組成・助言業務でシニアレベルの50人を採用したと明らかにした。ドイツ銀をはじめ大手銀行は投資銀行業務の不振に苦しんでいるが、組成・助言業務は回復が見られるという。
この日発表した第2・四半期決算は27%の減益で、投資銀行部門は11%減収だった。しかし、投資銀行部門の組成・助言手数料は25%増加した。
ドイツ銀行は組成・助言業務でマネジング・ディレクターやディレクターを50人採用し、ジュニア級も一定数採用。フロントオフィスの陣容は4377人と1年前に比べ4%増えた。
クリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)は決算発表で追加の経費削減が必要との認識を示していたが、組成・助言業務についてはすでに底打ちしたとアナリスト会議で指摘。ジェームズ・フォン・モルトケ最高財務責任者(CFO)は、この分野が2024年に急回復すると予想した。





