ニュース速報

ビジネス

米国株式市場=S&P小幅安、銀行株の下げ重し 週間では上昇

2023年07月15日(土)06時38分

米国株式市場はS&P総合500種が小幅安で取引を終えた。6月29日撮影(2023年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 14日 ロイター] - 米国株式市場はS&P総合500種が小幅安で取引を終えた。決算シーズンの幕開けとなった四半期決算を受け大半の銀行株が下落した。ただ、主要3株価指数は週間で上昇となった。

米金融大手JPモルガン・チェースは0.6%上昇したが、ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)は0.3%安。両行とも四半期決算は増益となったが、商業用不動産(CRE)ローンに対する貸倒引当金を積み増したと発表した。

S&Pエネルギーが2.8%安となったほか、S&P金融が0.7%下げ、指数の重しとなった。

一方、予想を上回る好決算を発表した米医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループが7.2%上昇。これが寄与しダウ工業株30種はプラス圏となった。他のヘルスケア株も買われ、ヒューマナが2.5%、シグナが4.7%それぞれ上昇した。

ウェルススパイア・アドバイザーズのシニアバイスプレジデント兼アドバイザーのオリバー・パーシュ氏は、想定を上回る企業業績への期待感から株価は年初来で大幅に上昇してきたが、夏季終盤にかけてわずかな買い疲れ感と株高期待の欠如が続く可能性が高いと述べた。

きょう発表された四半期決算が米第2・四半期決算シーズンの非公式な幕開けとなった。リフィニティブによると、アナリストはS&P構成500銘柄の利益が前年同期比8.1%減になると見込んでいる。

週間では、ダウが2.3%、S%Pが2.4%、ナスダック総合が3.3%それぞれ上昇した。S&P500は年初来で約17%上昇している。

他の金融株では、シティグループが4%安。第2・四半期決算が36%の減益となった。ブラックロックも1.5%安。四半期収入が減少した。

一部のストラテジストによると、銀行株は直近の堅調な値動きの反動で売られた可能性があるという。

KBW地方銀行株指数は1.9%安となった。

超大型テクノロジー株を中心に構成するニューヨーク証券取引所のFANG+インデックスは下落。前日には終値で過去最高値を付けていた。

テスラは1.3%上昇。来週19日に決算発表が予定されている。

米取引所の合算出来高は107億2000万株。直近20営業日の平均は110億4000万株。

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を2.73対1の比率で上回った。ナスダックでも2.33対1で値下がり銘柄が多かった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 34509.03 +113.89 +0.33 34425.3 34592. 34425.

3 26 33

前営業日終値 34395.14

ナスダック総合 14113.70 -24.87 -0.18 14166.6 14232. 14081.

6 11 96

前営業日終値 14138.57

S&P総合500種 4505.42 -4.62 -0.10 4514.61 4527.7 4499.5

6 6

前営業日終値 4510.04

ダウ輸送株20種 15826.95 -87.56 -0.55

ダウ公共株15種 927.55 -3.60 -0.39

フィラデルフィア半導体 3750.41 -46.72 -1.23

VIX指数 13.34 -0.27 -1.98

S&P一般消費財 1370.10 +3.69 +0.27

S&P素材 524.15 -3.04 -0.58

S&P工業 918.53 -3.06 -0.33

S&P主要消費財 779.52 +2.69 +0.35

S&P金融 569.49 -3.90 -0.68

S&P不動産 243.40 -0.04 -0.02

S&Pエネルギー 623.02 -17.63 -2.75

S&Pヘルスケア 1534.69 +22.72 +1.50

S&P通信サービス 222.63 -1.36 -0.61

S&P情報技術 3125.78 -4.72 -0.15

S&P公益事業 339.66 -1.40 -0.41

NYSE出来高 8.51億株

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 32370 + 30 大阪比

シカゴ日経先物9月限 円建て 32320 - 20 大阪比

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米新規失業保険申請、2.3万件減の20.6万件 予

ワールド

トランプ氏、12月14─15日にマイアミでG20サ

ワールド

英アンドルー元王子を逮捕 エプスタイン氏巡る不正行

ビジネス

ラガルドECB総裁、職務に専念と同僚らに伝達 即時
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    ポーランドが「核武装」に意欲、NATO諸国も米国の核の傘を信用できず
  • 3
    中道「大敗北」、最大の原因は「高市ブーム」ではなかった...繰り返される、米民主党と同じ過ち
  • 4
    ウクライナ戦争が180度変えた「軍事戦略」の在り方..…
  • 5
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 6
    IMF、日本政府に消費減税を避けるよう要請...「財政…
  • 7
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 8
    生き返ったワグネルの「影」、NATO内部に浸透か
  • 9
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 10
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 1
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 4
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 5
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 6
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 7
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 8
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 9
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 10
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中