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ECB、断固とした利上げ必要 来年初めにQT開始すべき=独連銀総裁
2022年11月19日(土)00時03分
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのナーゲル独連銀総裁は18日、ECBは今後も断固として利上げを実施しなければならなと述べた。同時に、量的引き締め(QT)を2023年初頭に開始する必要があるとの考えを示した。(2022年 ロイター/Ralph Orlowski)
[フランクフルト 18日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのナーゲル独連銀総裁は18日、ECBは今後も断固として利上げを実施しなければならなと述べた。同時に、量的引き締め(QT)を2023年初頭に開始する必要があるとの考えを示した。
ナーゲル独連銀総裁は講演で、ECBの政策スタンスはなお拡張的な領域にあるとし、「政策金利を断固として引き上げ、制約的なスタンスを取らなければならない。ここで立ち止まることはできない。さらなる断固とした措置が必要だ」と述べた。
その上で「来年初めに満期を迎える債券の再投資をやめ、保有国債の規模縮小に着手する必要がある」との考えを示した。
ECBは保有国債の規模縮小について12月に討議を開始するとしている。
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