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銀行の株主還元、景気後退リスク踏まえて判断を=ECB
2022年07月07日(木)17時08分

欧州中央銀行(ECB)銀行監督委員会のアンドレア・エンリア委員長は7日、ユーロ圏の銀行に対し、株主への資本還元額を算定する場合は景気後退リスクを考慮に入れるよう求めた。写真は2021年12月、フランクフルトで撮影(2022年 ロイター/Wolfgang Rattay)
[フランクフルト 7日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)銀行監督委員会のアンドレア・エンリア委員長は7日、ユーロ圏の銀行に対し、株主への資本還元額を算定する場合は景気後退リスクを考慮に入れるよう求めた。
委員長は「各行に対し、特に景気後退の想定を含め、十分に保守的な最新のマクロ経済悪化シナリオを踏まえて資本の先行きを見直すことを求める」と発言。「分配計画を発表する際は、監督部署との対話を経て、こうした資本の見通しを活用すべきだ」と述べた。
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