ニュース速報

ビジネス

米マイクロン、6─8月収益見通し予想下回る 半導体需要に減退懸念

2022年07月01日(金)08時08分

 米半導体大手マイクロン・テクノロジーが6月30日に発表した第4・四半期(6─8月)の見通しは、売上高と利益見通しが市場予想を下回った。提供写真(2022年 ロイター)

[30日 ロイター] - 米半導体大手マイクロン・テクノロジーが30日に発表した第4・四半期(6─8月)の見通しは、売上高と利益見通しが市場予想を下回った。地政学的情勢と個人消費の低迷が同社の半導体メモリーに対する需要の重しになる可能性が示された。

株価は引け後の時間外取引で一時6.3%下落したが、その後に取り戻して横ばいで推移。同社の弱い見通しを受けて、このところ供給不足に陥っていた半導体市場が不況サイクルに入るとの懸念が強まる可能性がある。

第4・四半期の調整後売上高見通しは72億ドルを中心にプラスマイナス4億ドル。金融情報会社リフィニティブがまとめたアナリスト予想平均は90億5000万ドルだった。

調整後1株利益見通しは1.63ドルを中心にプラスマイナス0.20ドル。市場予想は2.57ドルだった。

マイクロンのサンジャイ・メロトラ最高経営責任者(CEO)は発表文で「このところ業界の需要状況は弱まっており、当社は2023年度に自社の供給の伸びを緩やかにする措置を講じている」と明らかにした。

ロングボウ・リサーチのアナリスト、ニコライ・トドロフ氏は「需要はかなり低下しており、大幅な供給制約があった分野でも需要減が見られる」と指摘。マイクロンは半導体サイクルの転換を事実上先導することになるとした。

*情報を追加しました

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

カナダ首相、新たなパートナーシップで「歴史的利益」

ワールド

レプソルなど、ベネズエラ産石油輸出へ米ライセンス申

ビジネス

スポティファイ、月額料金1ドル値上げ 米国など3市

ビジネス

トヨタ不と豊田織、真摯な対話継続=TOB価格にエリ
MAGAZINE
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
2026年1月20日号(1/14発売)

深夜の精密攻撃でマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ米大統領の本当の狙いは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑について野次られ「中指を立てる」!
  • 3
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試掘の重要性 日本発の希少資源採取技術は他にも
  • 4
    イランの体制転換は秒読み? イラン国民が「打倒ハ…
  • 5
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 6
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 7
    年始早々軍事介入を行ったトランプ...強硬な外交で支…
  • 8
    母親「やり直しが必要かも」...「予想外の姿」で生ま…
  • 9
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 10
    日中関係悪化は日本の経済、企業にどれほどの影響を…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 4
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 7
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 8
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 9
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試…
  • 10
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 7
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 8
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 9
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 10
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中