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フランス新車販売、第1四半期は電動車がガソリン車上回る
2022年04月04日(月)10時31分
フランスの自動車業界団体PFAによると、第1・四半期の新車販売は電動車(ハイブリッド車を含む)がガソリン車を初めて上回った。写真は、シトロエンのEV車。2020年8月25日にパリで撮影。(2022年 ロイター/Charles Platiau)
[パリ 1日 ロイター] - フランスの自動車業界団体PFAによると、第1・四半期の新車販売は電動車(ハイブリッド車を含む)がガソリン車を初めて上回った。ガソリン価格が高騰する中、政府の補助金などに支援された。
ただ、世界的な半導体不足などサプライチェーン(供給網)の問題を背景に新車販売は17.3%減少した。3月は約20%減で10カ月連続のマイナスとなった。
第1・四半期の販売に占める電動車の割合は約40%、ガソリン車は38.3%だった。ディーゼル燃料車の16.5%を含めると燃焼エンジン車が依然として大半を占めた。
3月に販売が最も好調だったのはテスラのモデル3。次いでルノーのダチア・スプリング、 ステランティスのプジョー208となった。
PFAは、ウクライナでの戦争を巡る不透明感や部品不足により、2022年通年の販売見通しを示すことはできないとした。
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