ニュース速報

ビジネス

米ペイパル、中国の決済企業を完全子会社化 外国企業で初

2021年01月14日(木)16時50分

[上海 14日 ロイター] - 中国政府のデータによると、米決済サービス大手ペイパル・ホールディングは、外国企業として初めて、中国の決済サービス企業を完全子会社化した。

オンライン決済市場が拡大している中国で事業を強化する。

国家企業信用信息公示系統の株主情報によると、ペイパルは昨年12月31日に中国の決済サービス企業、国付宝(GoPay)の未保有株式30%を取得し、完全子会社とした。買収額は未公表。

ペイパルは1年前にGoPayの株式70%を取得し、外国企業として初めて、中国でオンライン決済サービスを提供する免許を獲得した。

ペイパルはコメントを控えている。

GoPayを完全子会社化したペイパルは、国内大手のアリババ・グループ・ホールディング傘下のアント・グループが運営する「支付宝(アリペイ)」や、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が運営する「微信支付(ウィーチャットペイ)」と競合することになる。

中国政府は、アリババなどインターネット企業の反トラスト法調査を進めている。

ペイパルは昨年8月、中国での長期的な戦略を立案するため、平安保険金融グループのフィンテック部門ワンコネクトの元幹部を中国事業のトップに起用した。

ペイパルは2019年の年次報告書で、中国では当初、事業者・消費者向けの国境を超えた決済サービスを重視する方針を示していたが、この分野でも、XTransfer(奪匯網絡技術)など中国のライバル企業が現れている。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

デンマークとグリーンランドの首相、独仏首脳と会談へ

ビジネス

行き過ぎた円安の修正、肯定的に受け止める=経団連会

ワールド

インドネシア大統領のおいが中銀副総裁に、議会が承認

ワールド

英と相互信頼・協力深化と中国外務省、あすスターマー
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 2
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに...宇宙船で一体何が?
  • 3
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 4
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 5
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 6
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰…
  • 9
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低…
  • 10
    「外国人価格」で日本社会が失うもの──インバウンド…
  • 1
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 2
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 3
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 4
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 5
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 6
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 7
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 8
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 9
    40代からは「積立の考え方」を変えるべき理由──資産…
  • 10
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 5
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 10
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中