ニュース速報

ビジネス

東証が障害の再発防止で協議会、午前には金融庁が立ち入り検査

2020年10月23日(金)19時24分

 10月23日 金融庁は日本取引所グループと東京証券取引所に立ち入り検査を行った。麻生太郎金融担当相は、検査の内容を踏まえて東証への行政処分について判断すると明らかにした。2日、東京証券取引所で撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 23日 ロイター] - 今月初めにシステム障害で終日取引を停止した東京証券取引所は23日、再発防止を協議する会合を開き、売買を再開する際のルールの整理や、情報発信の拡充などについて議論した。東証には同日午前、金融庁が立ち入り検査に入った。

宮原幸一郎社長は会合の冒頭、システム障害で全銘柄の売買取引を終日停止したことを改めて謝罪し、「今後一層、市場の安定的な運営に努める」と述べた。

東証の説明によると、1回目となるこの日の会合には、証券会社や機関投資家など16社が参加。売買を再開する際の投資家などへの対応の整理や、システム障害発生時の情報発信の拡充を求める意見が出た。東証と証券会社、情報提供会社などを結ぶ連絡システムの基盤強化や、東証のホームページの英語対応を望む声もあったという。

東証は今後、実務者で構成する作業部会も設置する。具体的な対応を集中的に議論する。

日本取引所グループ<8697.T>と傘下の東証にはこの日、立ち入り検査が入った。東証側の報告を検証したとみられる。麻生太郎金融担当相は午前の会見で、検査内容を踏まえて行政処分を判断する考えを示した。

*内容を追加しました。

(新田裕貴、金子かおり 編集:山口貴也、久保信博)

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

世界食料価格、中東紛争で上昇 肥料コスト高も影響

ワールド

ウクライナ軍、ロシアの攻勢阻止 前線は良好=ゼレン

ワールド

パキスタンとアフガンの和平交渉、着実に進展=中国外

ワールド

ミャンマー大統領に前国軍総司令官、議会が選出
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イラン恐怖」の正体
  • 2
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引、インサイダー疑惑が市場に波紋
  • 3
    破産申請の理由の4割以上が「関税コスト」...トランプ関税が米国民に与える「破産」の苦しみ
  • 4
    年金は何歳からもらうのが得? 男女で違う「最適な受…
  • 5
    血圧やコレステロール値より重要?死亡リスクを予測…
  • 6
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始め…
  • 7
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ…
  • 8
    満を持して行われたトランプの演説は「期待外れ」...…
  • 9
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 10
    人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に…
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 3
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 4
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 5
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 6
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 7
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 8
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 9
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 10
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のS…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中