ニュース速報

ビジネス

ドル指数下落、米株高受け=NY市場

2020年09月29日(火)06時11分

ニューヨーク外為市場では、米株高を受けドル指数が前週に付けた約2カ月ぶり高値から下落した。コロラド州ウェストミンスターで2009年11月撮影(2020年 ロイター/Rick Wilking)

[ニューヨーク 28日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、米株高を受けドル指数が前週に付けた約2カ月ぶり高値から下落した。週内に発表が相次ぐ経済指標のほか、米国の政治情勢が注目を集めている。

前週終盤に米株価が上昇したことで、安全通貨と見なされるドルの上昇は抑制された。ただ、新型コロナウイルス感染拡大による影響からの景気回復の足取りが鈍っていることに加え、政治的な先行き不透明感も強いことで、警戒感は払拭されていない。

マーク・インベストメンツのプレジデント、アクセル・マーク氏は、株価が上昇すればドル相場が下落するというように、ドル相場は株式相場に連動してきたと指摘。「ドルは資金調達通貨のように振る舞ってきた」と述べた。

主要6通貨に対するドル指数<=USD>は一時94.155まで下落し、終盤の取引では0.317%安。1日の下落率としては約3週間ぶりの大きさとなる。

ドルは対円で105.45円。英ポンドは0.89%高の1.2849ドル。ユーロは対ドルで0.31%高の

1.1666ドル。前週25日には1.16125ドルと、2カ月ぶり安値を付けていた。

ドル/円 NY終値 105.49/105.52

始値 105.34

高値 105.66

安値 105.33

ユーロ/ドル NY終値 1.1664/1.1668

始値 1.1659

高値 1.1678

安値 1.1643

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

BofA、生産性や収益向上へAIに巨額投資計画=最

ワールド

中国のレアアース等の輸出管理措置、現時点で特段の変

ワールド

欧州投資銀、豪政府と重要原材料分野で協力へ

ワールド

新たな米ロ首脳会談、「準備整えば早期開催」を期待=
MAGAZINE
特集:世界も「老害」戦争
特集:世界も「老害」戦争
2025年11月25日号(11/18発売)

アメリカもヨーロッパも高齢化が進み、未来を担う若者が「犠牲」に

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    悪化する日中関係 悪いのは高市首相か、それとも中国か
  • 3
    「中国人が10軒前後の豪邸所有」...理想の高級住宅地「芦屋・六麓荘」でいま何が起こっているか
  • 4
    【銘柄】ソニーグループとソニーFG...分離上場で生ま…
  • 5
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 6
    山本由伸が変えた「常識」──メジャーを揺るがせた235…
  • 7
    「ゲームそのまま...」実写版『ゼルダの伝説』の撮影…
  • 8
    南京事件を描いた映画「南京写真館」を皮肉るスラン…
  • 9
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、…
  • 10
    経営・管理ビザの値上げで、中国人の「日本夢」が消…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 4
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前…
  • 5
    【銘柄】ソニーグループとソニーFG...分離上場で生ま…
  • 6
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 7
    筋肉の正体は「ホルモン」だった...テストステロン濃…
  • 8
    「イケメンすぎる」...飲酒運転で捕まった男性の「逮…
  • 9
    「中国人が10軒前後の豪邸所有」...理想の高級住宅地…
  • 10
    ヒトの脳に似た構造を持つ「全身が脳」の海洋生物...…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 4
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 5
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 6
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 7
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 10
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中